ザーザー雨が降る中、路地裏を歩くメイル、屋敷から家出したメイルは行くあてもないまま放浪していた。
大通りの方からは警察車両が何台も通って行く
元々光の無かった目は更に暗くなり完全な無へと変貌していた...
降りしきる雨はメイルの髪や体を濡らして行く、メイルもまたただフラフラと歩いていた
メイルの前に現れた人物、黒い着物を花魁のように着崩し狐の面をつけた女性、手にはイタリア有数の財閥『アンジェル』家の宝である『天使の羽』と言われたジュエリーを持っていた
生きているのか死んでいるのかわからぬような声で話すメイル、そんな彼女を見た女性は面白いものを見つけたと言ったような声色で話す
そういうと左手を胸に当てまるで舞台の上でお辞儀をするかのように頭を下げる女性、そのままの体制で顔だけ上にあげるその瞳は真っ直ぐメイルを見ていた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。