五条side
夜蛾「○○森に特級と思われる呪力が現れた頼んだぞ。悟」
五条「はいはーい」
はぁぁぁぁぁぁああ
めんどくせぇ
でもまぁ、特級だもんなぁ。
いつも通りちゃっちゃと終わらせますかね
五条「!?」
なんだこの呪力
呪力量だけで言ったら僕より多いかもな。
伊地知「あ、あの五条さん着きましたよ」
五条「あぁ、帳は僕が下ろすから良いよ。今回は強敵だ。」
伊地知「は、はい」
五条「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
五条「うっわ雑魚もゴロゴロ居るね〜」
「...ッ!」
タッ
五条「あっあれかな」ニヤッ
1分後
五条「いやぁ探すのほんとに苦労したよー。雑魚多いし」
「わ、私は怪しいものでは無くてですねぇ。えぇ」
五条「wwwwwwちょっwww」
「いや、うん別に祓って良きよ?」
五条「え、じゃあ大人しくしててね♡」
「慈悲もクソもねぇなぁおい。こちとら産まれたばっかりぞ。」
五条「は?産まれたばっか?」
「うん!つい3日前に!」
五条「へ〜」
「やりたい事すんだらじゃ駄目?」
五条「駄目」
「うへぇ。厳しいねぇ。まぁ、五条先生に殺されるならいっか。」
!
五条「なんで僕が先生って知ってるの?」
「いやさ、信じてくれるか知らないんだけどねー。」
説明中
五条「......僕の身長は?」
「190!!」
五条「僕の年齢は」
「28!!」
五条「僕の一個下の後輩は」
「七海健人くんと灰原雄くん!あっでも灰原くんは...」
五条「僕の高校生時代」
「え、今の倍クソ野郎。」
五条「酷くない?」
「普通じゃないかな?硝子ちゃんも言ってた((((」
五条「殆ど知ってるわけだ」
「うん!14巻までの知識なら!!いやぁ15巻まで私の生命力は無かったみたい。」
五条「じゃあ最後に幽霊?呪霊?」
「呪力はその辺にいる雑魚呪霊で試し済み!って事で呪霊だと思われる!」
五条「なんの呪霊かは分かる?」
「神だよ。」
五条「は?」
「人ってね、天使とか神とか恨むの。どうして私を作ったんだ〜とか。台風が来るのは神が天候を操ってるせいだとか。まぁ、違うって分かってても亡くなった人無くなった家そういう物があるからさ。無い存在にあたり散らしたいんだよ。」
五条「ふーん」
「まぁ、私も分からなくは無いんだ。大地震により津波。台風により洪水。津波。土砂崩れ。私も遠くに住んでた友達の家が崩壊した時は怖かったし。何より運命を怨みたくなった」
五条「なるほどね〜。で、君は何したいわけ?」
「助けたい。正直な所前世の事もあって悠仁の様に全員無差別に人を助けたいわけじゃない。少なからず犠牲が出ると思う。でも、悠仁とか、恵とか、野薔薇とか、棘くん、真希さん、乙骨先輩、硝子ちゃん。勿論五条先生もこれから出てくる私の推し達は絶っっ対に助けたい。」
五条「まぁ、僕助けられるほど弱くないけど。そこまで言うなら仕方ないか〜」
「五条先生には迷惑掛けないよまあ、生きてる時点で迷惑なんだけど。」
五条「なになに〜方法とかあるの〜?」
「うん。変幻っていう術式で、今の力の2割程に呪力は半減する代わりに人間、猫、鷹、犬、などなどまぁ、色んなのに変幻出来る。勿論雰囲気とかも呪霊じゃ無くて人間寄りになる。」
五条「そこまでよくわかったね。」
「3日間暇だったんだよね。あっでもその代わりめっちゃ代わる。羽の影響で白髪白目のめっちゃ色素薄い奴みたいになっちゃう」
五条「いんじゃない?その位、僕も白髪だし〜」
「でもほんとに、五条先生に虚式ぶったれなくて良かった。山ごと吹き飛ぶとこだった〜」
五条「あー、知ってるのか虚式も」
「うん〜」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。