第2話

追憶
6
2024/05/11 14:17
見慣れた歩道を綱渡り,たまにはこういうのもしてみたくなります。

門限があるのに寄り道して母にしっかり怒られたり,みんなには秘密の花火大会もしたりしました。

あれが青春だったと,今になって気づくのです。

部屋の片隅,最期のキスの感覚も,ぼんやりと覚えているのです。

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