第2話

1話
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2019/11/25 09:53
莉犬side





『よし!入学式だし、早く行かないと!』




今日から、高校生!

勉強も運動もこ、恋も成功させてみせる!
俺の行く高校、友達1人もいない…………
で、でも頑張って友達つくってみせる!

莉母『莉犬ー!起きてー!』

『もう起きてるって』

もつ高校生なんだし大丈夫なんだから……!
いつまでも子供扱いしないでよね(*`н´*)
さ、準備準備!


『歯磨きして、着替えて………って、あれ?服どこだぁ!
あれ無い………………無い……うぁぁぁぁ!どうしよう……』

無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い無い

30分後…………


あ!あった!

良かったぁ!

神様ありがとう……

さ、着替えてっと


入学式まであと……………………え………………


じゅ、10分!!

…………やばいやばい遅刻だぁ!

ドタドタドタドタドタドタ


『い、行ってきまぁぁぁす!』





うわぁやってしまったぁ!

俺のばかばかばかぁ!

もう嫌……

初日から遅刻とか人生で1番最悪……でも、

……………まだ間に合う大丈夫!大丈夫!




な、はず



✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂



ハァハァハァハァ……


やっと着いたぁ!



ふんふんふーん♪ふんふんふーん♪


さ、玄関から入って………………










あ、


玄関……閉まってる……………………
最悪だぁ……!誰か誰かぁ!

誰かいないのぉ〜!?

もう遅刻確定じゃん…………

『最悪だぁ…………グスグス』




?『大丈夫?』

『へっ?』

?『新入生?…………今開けてあげるね?』

『あ、ありがとうございます』



同じ制服…………先輩?
優しいな……この人……
声も落ち着く…………
なんか


…………心が暖かくなる



ガチャ



?『はいどうぞ』

良かった…………




?『じゃ、俺はこれで』

タッタッタッタッ



行っちゃう……何か何か
何か言わないと!?



『あ、あの!』

?『何か?』

何話したらいいんだ……

そうだ!お、お礼!


『あ、ありがとうございました!ま、また会えますよ…………ね?』



?『うん、待ってる…………

じゃまたな新入生!』




かっこよかったな………………俺まで惚れそう

って!やばいやばい!早く教室に!


ガラガラガラガラ


良かった、まだ先生来てない…………

最高にラッキー!


俺の席は…………

よっしゃー!窓側!端っこっていいよねぇ

ガタン

『ふんふんふーん♪』

トントン

後ろの席の人誰だっけ?




?『あの、莉犬さんですか?』

うわ!綺麗な顔の男子だなぁ
………………イケメン恐るべし


『えと……』

?『あ!天黄 瑠雨です!』

瑠雨くんかぁ………………変わった名前だなぁ
オレもだけど……

『あ、赤城 莉犬です…………よ、よろしくお願いします…………』

人見知りすぎたぁ!この後絶対会話続かなくなって飽きられるやつだぁ……

やばい何か話さないと



瑠雨『ふふっ……』

なっ!


『なんで笑うの(*`н´*)』

瑠雨『す、すみません‪w人見知りなんですね…』

『そうだけど何(*`н´*)』

なんなのこの人!


瑠雨『知り合いが居なくて……友達になったくれませんか?』

と、友達?


『俺、面白くないよ……?』

瑠雨『いいんです別に、』

変な人……

瑠雨『ダメですか…………?。゚( ゚இωஇ゚)゚。』

うっ

『わ、分かった』

瑠雨『ありがとうございます(*^^*)』



友達出来た…………よ。


…………………………………………………………
mano
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