第11話

【熱中症】×【看病】保科宗四郎サマ 前編
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2026/02/26 13:00 更新
世間がこの真夏の暑さに苦しんでいようとも、
私達防衛隊は、一般市民の平和と安全を守るため、
今日も訓練に励もうと地獄の扉を開けた____。
あなた
あ゛っつーーー!!!!?

駐屯地の扉を開けるや否や、
ムワッと熱がこもっている地面と
空の太陽の暑さに目眩がしそうになる。



あなた
……あ、あの……。
あなた
ほ、本当に今日も
訓練するんですか……!?
それも、外で…………


と、その場に居た防衛隊員たち全員の心の声を
代弁するように声を上げた彼女の名前は、

__あなたの名字あなたの下の名前隊員。第3部隊の一般隊員だ。

保科副隊長
どんなに暑くても、怪獣が
攻めてこぉへん訳とちゃうんやぞーー。
保科副隊長
 …にしても暑すぎやろ。

あなたの問いかけに答えたのは、保科宗四郎_______この第3部隊の副隊長だった。


あなた
…これでもし倒れたりしたら、
労災っておりますかね……?(笑)
あなた
…というか、汗一つ見当たらないんですけど……
本当に思ってます、?
保科副隊長
んー、難しいんとちゃう?
なんてったって、
前例のない暑さやからなぁ……
あなた
………ですよねぇーーー(絶望)
保科副隊長
…ほうか?そないジロジロ見んとって。
夢主ちゃんのえっち。


保科副隊長にえっちと言われた後にニヤッと
笑いかけられ、ジトーッと見つめていた
顔を慌てて逸らす。


赤くなっているだろう顔を隠しながら、保科副隊長を好きな理由ところをまたひとつ見つけてしまう。


こうやって、私の冗談まじりの問いかけに
本気で考えてくれて、たまに冗談を言って一緒に
笑ってくれる、貴方保科さんの事が……好き。
あなた
(あー、ほんっとに人間たらし………)
でも、この気持ちは秘密。…せめて、貴方の隣に
並べるくらいになるまでは。
あなた
(__じゃないと、他の女性ほかのひとには
きっと敵わない。)



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_______


照りつける太陽が容赦なく体力を削る中、
訓練開始から数時間。保科副隊長の鋭い視線が、
わずかに遅れ始めた私の動きを逃さなかった。
保科副隊長
……あなたの下の名前ちゃん。
自分、さっきから足取りフラフラやで?
あなた
えっ!?
あなた
……あ、あはは、大丈夫ですよ!
あなた
ちょっと、この暑さに
びっくりしてるだけです……!
きっと保科副隊長が心配性すぎるだけですよ。


慌てて笑顔を作ってみるけれど、
視界がぐにゃりと歪む。心臓の鼓動が耳元で
うるさく鳴って、呼吸がうまくできない。
あなた
(でも、副隊長の隣にいたいなら、
これくらいで弱音を吐いちゃダメだ。
足手纏いにはなりたくない…!)
保科副隊長
……ふーん。
保科副隊長
ならええけど。無理して倒れられたら、
僕の監督責任に問われるからなぁ。
保科副隊長
……ほら、次のメニュー行くで
あなた
はっ、はい!
冷たく突き放すような言葉。
あなた
(……やっぱり、私はただの
一般隊員だもん。)
少しだけ胸が痛んで、
あなた
(いや、まず保科副隊長に
何を勝手に期待してるんだ。)
と脳内でセルフツッコミをして、
追いかけようと一歩踏み出した瞬間——。
あなた
……っ……あ……
目の前が真っ暗になったかと思うと、
体がぐらっと前のめりになった感覚がして、
コンクリの地面が迫ってくるのを感じた。
あなた
(あ、これ、顔ぶつける……。)
そう思った瞬間、強い力で腕を引かれ、
誰かの胸の中に閉じ込められた。
保科副隊長
……アホ。
保科副隊長
全然大丈夫ちゃうやんか
耳元で保科副隊長のいつもの飄々とした声じゃない。
低く、真剣で、どこか怒っているような……
それでいて、ひどく心配そうな声が聞こえた。
保科副隊長
顔真っ赤やし、呼吸も浅い。
保科副隊長
……熱中症の重症一歩手前やな。
保科副隊長
医療班!ストレッチャー準備して!
今すぐや!!
副隊長の怒号が響き、体が宙に浮く感覚に身を任せて
その声を最後に私は意識を手放した。


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今回はちょっとここで切ります!!😖💦
リクエストありがとうございます!!本当にネタが
ないのでありがたいです!!!次回は後編です!!!

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