世間がこの真夏の暑さに苦しんでいようとも、
私達防衛隊は、一般市民の平和と安全を守るため、
今日も訓練に励もうと地獄の扉を開けた____。
駐屯地の扉を開けるや否や、
ムワッと熱がこもっている地面と
空の太陽の暑さに目眩がしそうになる。
と、その場に居た防衛隊員たち全員の心の声を
代弁するように声を上げた彼女の名前は、
__あなたの名字あなたの下の名前隊員。第3部隊の一般隊員だ。
あなたの問いかけに答えたのは、保科宗四郎_______この第3部隊の副隊長だった。
保科副隊長にえっちと言われた後にニヤッと
笑いかけられ、ジトーッと見つめていた
顔を慌てて逸らす。
赤くなっているだろう顔を隠しながら、保科副隊長を好きな理由をまたひとつ見つけてしまう。
こうやって、私の冗談まじりの問いかけに
本気で考えてくれて、たまに冗談を言って一緒に
笑ってくれる、貴方の事が……好き。
でも、この気持ちは秘密。…せめて、貴方の隣に
並べるくらいになるまでは。
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照りつける太陽が容赦なく体力を削る中、
訓練開始から数時間。保科副隊長の鋭い視線が、
わずかに遅れ始めた私の動きを逃さなかった。
慌てて笑顔を作ってみるけれど、
視界がぐにゃりと歪む。心臓の鼓動が耳元で
うるさく鳴って、呼吸がうまくできない。
冷たく突き放すような言葉。
少しだけ胸が痛んで、
と脳内でセルフツッコミをして、
追いかけようと一歩踏み出した瞬間——。
目の前が真っ暗になったかと思うと、
体がぐらっと前のめりになった感覚がして、
コンクリの地面が迫ってくるのを感じた。
そう思った瞬間、強い力で腕を引かれ、
誰かの胸の中に閉じ込められた。
耳元で保科副隊長のいつもの飄々とした声じゃない。
低く、真剣で、どこか怒っているような……
それでいて、ひどく心配そうな声が聞こえた。
副隊長の怒号が響き、体が宙に浮く感覚に身を任せて
その声を最後に私は意識を手放した。
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今回はちょっとここで切ります!!😖💦
リクエストありがとうございます!!本当にネタが
ないのでありがたいです!!!次回は後編です!!!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。