ガッ…(髪を掴んで引っ張る)
ドコッ…(殴)
ガシャンッッ……!!
僕は、昔からよく一人で来ていた、大好きな海で…
〝最期〟を迎えようと思う。
手には、さっき買った薬がいっぱいあって
僕の足元に置いてあるのは…‥、
刃が黒いカッター。
黒いのを選んだのは、もちろん
“血”が見えにくいから。
僕はそう呟いて、独り、
夜の空に綺麗に浮かぶ星を見上げる。
もう見れなくなっちゃうのか………
そう考えながらも、僕は
カチカチ…と、カッターの刃を出し
もう既に切れるところはないはずの腕に
刃を押し込み
ザシュッ……
斬った。
もう出ないと思っていた“それ”は
僕の頬を伝い
ポタポタ…と、真っ赤な液体が垂れている腕に
落ちた。
それは、腕をきった痛みからなのか、
いつも通り、痛みが感じなかったからなのか
心臓が締め付けられるような感覚に襲われ
止まらなかった。
僕はきっと、まだ
“死にたくなかった”のだろう
まだ
誰かに認められることを望んでいたのだろう
一緒に笑って
一緒に泣いて
一緒に、楽しいことをやりたかったのだろう
でも、それは叶わなかった。
いくら願ったところで
意味などないと、
わかっていたはずなのに、
僕はそれを望んだ
望んでしまった、
だからかな……
誰でもいいから………
僕を見てよ…ッッ………、、
あれから、どれくらい経っただろうか
泣き叫び、落ち着いた後、
僕は星をぼーっと眺めた
泣いちゃったせいで、声、嗄れちゃったな
もっと気持ち悪い声になっちゃったかなぁ……ッ…
もう………
いっか……、
止血してなかったし
そのせいかな
少しだけ、視界が揺れてる気がするよ。
僕は、そばに置いてあった大量の薬を
一気に飲んだ。
そして、またカッターで腕を切り始める
夜というのもあり、元々暗い色をしていた海は
腕から垂れた真っ赤な血が、
だんだん広がってもっと暗く、ドス黒い色になっていった
だんだんと意識が朦朧としてきた
やっと、、やっとだ
やっと解放されるんだなぁ………
つい、笑みがこぼれてしまった
しかし、その笑みは、
どこか悲しそうで、寂しそうで………
不意に、ちらりと振り返った。
薄っすらな人影と、小さな影………
あれは……、
犬…?かな………
いいなぁ………
可愛がられてんのかなぁ…………
散歩は、、楽しいのかなぁ……
僕が犬だったら……、
誰かは可愛がってくれたのかなぁ……
…………あれ、?
こっちに走ってきてる……、?
あの犬………どうしたのかなぁ……
なんか面白いものでもあった………?
こっちには………
意識が朦朧として、今にも死にそうな人間がいるだけだよ………、、?
ほら、飼い主のところに戻りなよ………
必死に追いかけてきてるよ……、、、?
僕は………
もう…………、笑
フラッ…………バシャーン………ッッ!
僕は海の中に倒れ、だんだんと意識が薄れていく中
微かに、犬の吠える声と、その飼い主の声……かな
何か叫んでるなぁ………
あぁ…
少しだけ、斬ったところがヒリヒリするなぁ……
ちゃんと………感じれたんだ………
そっかぁ………
よか…た……ぁ………
そして、僕の意識がなくなると同時に、
脈の鼓動も、弱くなっていった………
やっと………終われる…………
そう、思ったのに………
誰……?
ていうかここ………どこ…………?
泣き顔です(´;ω;`)ヾ(・ω・*)ノ(?)

一発描きだお☆✩((
これからもちょくちょくイラスト上げるので(多分)
是非見て下さい
では☆(。•̀ᴗ-)✧(?)














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!