鶴は白く、飛び回り、宙に白く模様をつけて、
月は輝き、地を照らし、宙に印をつける
私を見つけてくれるのはいつだって、あの刀の神様たち。
入っていくと全員からの視線を受けて、背筋が伸びる思いがする
(((こいつも訳ありかよ!!!!!)))
ぱちぱち、とまばらに手を叩く音がする
よろしく、と言ったが、よろしくする気は無い
絶対に、出来るだけ目立たぬように、出来るだけ早く正史通りにして、早く、この任から逃れてやる
そうして、すぐに本丸での幸せな生活に戻るんだ
こんな、神経をすり減らして、不安しかない空間なんて居たくない
帰りたい
安心出来るあの場所へ。鶴と月の待つあの場所へ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。