第34話

29.
979
2025/10/10 08:26 更新







見るとそこには
燃える火の中紫波さんの体に覆いかぶさる

靴箱があった




暇さんはそれを持ち上げようとしてて
紫波さんは気を失っていた






_桃
( あっつッ、 )




靴箱にも引火していて ,
手の皮膚が悲鳴を上げるんじゃないかってぐらい

熱かった


_赫
!!!
_赫
桃瀬... お前 ...
_桃
ぐっ((




2人でやっと棚を持ち上げ
暇さんは紫波さんを背負い2人で
崩れる家の中を出た





_桃
はッ、かひュっ げほっ



出た瞬間に

一気に外の空気を吸ったからか



肺が 喉が 全身の神経が
火傷したのだとその時気づいた 。





_桃
( いたい゛いたいいたいいたいいたいッ ”)
_桃
げほっ、ゴホッぅあァ゛ガ゛
_赫
!?
_赫
おい、!? 大丈夫か!?!?




あ 、意識が .......。。。。




_赫
───ぃ!?













_桃
ぱち....




目を開けると白い天井に独特なにおいがした 。



_桃
( ここ... )
_桃
...ッ、!!



体を動かそうにも
眼や指の先はうまく動かなかった


その上 , 口に不思議な感覚があり
よく見ると人工呼吸器が付けられていた



_桃
( なにこれ )



そう思っていると
懐かしい声が聞こえドアが開いた


_瑞
らんくーーん...まだ起きない....の...



こさめはおれの目を見るなり
手に持っていたするめいかを落として


_瑞
みんなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
らんくんが起きたぁぁぁぁ!!!!!



と叫び、その声が終わらないうちに
どたどたと足音がし

元々半分しか空いていなかった扉が
全開になりみんなが顔を出した







_緑
らんらん!!!!
_黄
大丈夫だったん!?!?
_赫
心配したんだぞ!!!!
_瑞
ちょ、っ!こさめが先...!!!!






そんなみんなの久し振りな様子に
口角が上がる




楽しい 面白い 好き 嬉しい




そんな感情がとめどなく流れ出る




でもそんなおれとは裏腹に
みんなは少し涙ぐんでいた



_瑞
らんくん...もう起きないのかと思った....
心配したよぉぉぉ!!!(泣)




聞くとおれは火災から丸3日寝たきりだったらしい
救急搬送された時も意識がなく危なかったとか




燃えた何かを見ることさえできなかった
おれにとってストレスも相まって
気を失ったのだろうと言われた



_赫
お前無茶なことしやがって...
水もかぶらず飛び込むなんてよw
_緑
ひまちゃんも
人のこと言えないから!!!w


_黄
ちなみになっちゃんは
その日に手当て受けて済んでたよ((
_瑞
こっわ(((
_赫
運動音痴でもなんとかなるもんよ☆




そんな会話をして違和感を持った








その思いをみんな感じたのか
一斉に静まる 。





_桃
(あ、体動かない....)



思いを伝えようにも
どうしようか迷っていると
こさめが口を開いた





_瑞
分かってるよ。らんくんの言いたいこと。



_瑞
いるまくんね、今ね っ



言葉を詰まらせる


その続きを聞きたくない自分がいる
























_瑞
 『 昏睡状態なの 。 』 












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