桃坂side
今全ツの練習してる!
ちょっとしたホールに来て練習してんねん。
もちろんマイク&イヤモニもね!
なのにだよ。私のイヤモニ音楽鳴ってへんー!!
どうなってんねん!!音響さん!助けてください!!
って言っても、もう今ダイヤモンドスマイル始まった…
とりま1曲完璧に終わらせんとあかんわ。。
全「「You speaking smile is so sweet stone bright illusion.」」
全「「oh ダイヤモンドsmile(Shine)」」
全「「oh ダイヤモンドsmile(dream)」」
西畑「一秒先がもっともっともっと輝く」
全「「愛しちゃって 愛しちゃって 愛しちゃって いいんじゃないか More 」」
西畑「永遠に煌めけ」
全「「You speaking smile is so sweet stone」」
大橋「Wow 世界にひとつさ 特別なそのsmile」
やばいなんも聞こえん!!
私片耳しかつけない派だから、何一つ聞こえへん。
もうみんなの声で合わせるしかないよ…
道枝「今日のため息」
『…振り向いた明日の君』
高橋「また私なんてってセリフ」
道桃高「「『君には似合わないよ』」」
やばい!少し遅れたかもしれん。
バレないでほしいな。
長尾「ほら ワンカラットのeyes」
大西「覗き込めば吸い込まれそうさ ぎゅっと」
長大「「繋いだ手をまた握りしめた」」
大橋「プラチナのジェットに乗って」
藤原「気まぐれな奇跡によって」
西畑「瞬きが終わる頃」
大藤西「「「僕だけの君でいてね」」」
イヤモニ(ス)「1回ここでとめまーす!」
↑スタッフ
『oh ダイヤモンドsmile…え?』
全-桃「「www」」
大西「イヤモニから止めるって言われてたよ?聞こえんかったん?」
『あの、音響さーん!私のイヤモニなんも聞こえませーん!!』
音響さん「あ!ごめん!!ちょっと設定してくる!」
『すいません!ありがとうございまーす!!』
高橋「だからか、さっきも少しズレてたからw」
道枝「え、そーだった?」
『ちょっとだけズレたかもしれへんw』
藤原「本番ないといいなw」
大橋「てか、あなた片耳にしか付けてへんの?」
『私ファンの子達の声も聞きたいから、いっつも片耳だけしてる』
西畑「せっかくなんやしね」
『そうそう!』
ス「じゃあ今日はここで練習終わりね!お疲れ様でした!」
全「「「お疲れ様でしたー!!」」」
長尾「流星くん!!駅前に新しいタピオカ屋出来たんで行きましょ!!」
大西「いいね!行こいこ!!」
大橋「丈くんプリン行こー!」
藤原「しゃーないな」
大橋「やった!!」
道枝「俺宿題やらないかんから帰るけど、あなたと恭平と大吾くん一緒に帰ります?」
西畑「俺帰ろっかな」
『先帰ってて!!私ちょっとだけやっとく!』
高橋「俺鏡見ときます」
西畑「あなたは無理しすぎたらあかんで」
『はーいっ』
(1時間後)
『よし、もう1回。ワンツースリーフォー…』
高橋「なーあなたー」←まだいたんかい By作者
『なに?ハァハァ…』
高橋「いつまでやるん?」
『完璧になるまで』
高橋「もうあなた完璧やん。」
『完璧やないで。分からんもん』
高橋「どこが分からへんの?」
『ここの場所』
高橋「あー、ここ確かにムズいもんな。ここはこーしてこーするんやで!」
『あー、なるほどね。ありがと!!』
ピコン
『大ちゃんからLINEが(見せる)』
高橋「ご飯食べに行くん!?帰ろ!」
『せやな!』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。