『リエーフは?』
そういうとどっと笑いが起こる
『あ、ベンチにも入れない系か、』
そう呟くとまた笑いが起こる
この時間がものすごく楽しかった。
体育館を音駒のみんなと出ると
見覚えのある2人がいた
及 「あなたーー!!!」
岩 「くそかわぁ!!」
『とおる、はじめ!』
駅まで一緒に行けるという事が嬉しかった。
及 「それでさあなた聞きたいことあるんだけど」
『なに?』
「黒尾ってどれ」
といつもより怖い声で言われた。
黒 「俺だけど」
そういって黒尾と徹が向かい合う
背が2人とも高いからなんか怖い
及 「うちのあなたに手出したらどうなるか」
その低い徹の声にみんなが徹をみた
「わかるよね?」
『その前に徹が手を出さないでよね』
岩 「あなたの言う通りだクソ川」
及 「今及川さんいいとこだったのに!!」
『Hey Siri徹のいい所とは』
岩 「ててん ありません」
及 「2人ともやめて!?」
『あ、時間やばい』
そういって後ろをむくと驚いた顔の音駒のみんながいた
『どした?』
絵里 「あなたって幼なじみとは話せるのか」
日和 「幼なじみまでイケメンかよ」
美紀 「どんな生活送ってんだずる!」
という相変わらずハイテンションな3人と
口を開けてぽかんとしてる男バレ
黒 「お前にとって幼なじみってなんなの?」
と不思議そうに聞かれた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。