蝉の声で目が覚めて、
私は目を開けた。
目を開けると、
自分の部屋ではない所にいた。
寝る前のことを鮮明に思い出してみる。
確か、流れ星をじゃっぴと見ていて、
そこから記憶が抜け落ちていた。
隣でじゃっぴの声。
いわゆる自分は、
じゃっぴの部屋にいる。
じゃっぴに挨拶をして
スマホを見る。
いつ運ばれたのか、
いつ、寝落ちしたのか気になって
聞いてみた。
2時30分
そこから自分を運んで、
じゃっぴが布団に入れたのは3時前頃だろうか。
そうして、私はじゃっぴの部屋を後にした。
昨日のあなたは可愛かった。
俺が話しかけたら、
曖昧な返事が返ってきた。
心配になって隣を見ると、
あなたは寝ていた。
普段寝落ちすることは、
あまりない。
だからこそ、疲れていたのか、
それとも、リラックスして寝てしまったか。
そんな事を考えながら、
自分の部屋に連れていった。
できるだけ小声で、
起きてしまったあなたに問いかける。
あなたは、姫様抱っこの状態から、
俺に頬を擦り付けてきた。
自分の部屋に連れてきた理由は1つ。
あなたの部屋まで遠いから。
俺は、あなたをベットのうえに下ろした。
あなたの隣に入り込んだ。
あなたは、理解してくれただろうか。
そうして俺は眠りについた。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。