ー硝子saidー
夏油が離反した。
つい1週間前ぐらいまであんなに明るくて鬱陶しいくらいだった高専の騒がしさが今は何処も静まり返っていて,
五条はちゃんと引きずってる。
まぁ,それもそうか…
彼奴ら2人は目に見えない“何か”で繋がっているみたいだった。
私も煙草の量が前より増えた気がしなくもない。
歌姫先輩同様に喫煙を進めてきたのは夏油なのに夏油のせいで煙草の量が増えてるなんて笑わせてくれんな。
私は今五条さんを探している。
硝子さんからの頼み事で,五条さんのご飯を届けなければならない。
1人で居ると夏油さんを思い出してしまうから。
ガチャ
私音をたてずに出来るだけ静かに歩いて部屋の奥へと進ん行った。
そこにはベッドで横になっている五条さんが居た。
『ご飯持ってきましたよ』私がそう言う前に五条さんが口を開いた。
次に言われた言葉は私が最も恐れていた言葉だった。
嗚呼…いつか誰かに言われるだろうと思っていた。
私は大分前から聞いてしまっていたんだ…
雨菜恋美
また此処でも彼女の名前を聞くなんて思わなかった。
私が彼女の機嫌を損ねたせいで
私が彼女と敵対してしまったせいで
夏油さんは離反なんて事をしてしまったのではないかと
夏油さんはもう帰ってこない。
私なんかが謝ったところで夏油さんの罪は軽くはならない
五条さんの言う通りだ。
そんな事を考えていると悔しさなのか悲しさなのか分からない感情に涙がでた。
だけど私が泣く事は許されない。
1番泣きたいのは五条さん。
それに毎日一緒に居た硝子さんや呪術高専の関係者様だ…
私なんかに泣いていい権利がない。
だから決めた。
【私は彼奴を必ず地獄に落とす】
とっても久しぶりの投稿です…
スランプすぎて大変でした…😭
皆様待っててくださりありがとうございます🙇🏻♀️⋱
少しずつ更新頻度戻せるように頑張ります(ง •̀_•́)ง












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。