私たちはあの後、一通り遊んでもう日が沈もうとしていた。
すると私の小さな呟きが聞こえたのか、
ランスくんは不意にこんなことを言い出した。
ギュッ
私の手を握って。(
返答の意味が分からずに歩き続けていると、とうとう暗くなってきてしまった
心の声聞かれた?(
手を引かれて辿り着いたのは……
しかも、イルミネーションで飾り付けされており、
暗い中でキラキラと光る様子がなんとも美しい。
……ッッ!!やっぱり!!!
私の初恋の人。
名前すら思い出せなくて、ずっともどかしい思いをしていた。
ランスくんからほのかにその子の面影を感じていたので、まさかとは思ったが、本当にその子だったとは。
ギューっ
我慢ができなくて自分から抱きつきに行った
今を逃すときっともう言えない___
と言いかけた私の口が何かで塞がれた。
一気に自分の顔や体が火照るのが分かった。
これが、私のずっと待ち望んでいた瞬間。
私たちはまた、唇を重ねた。
先程よりも長く、深いキス。
頭上には、私達を祝福するかのように星が一面に瞬いていた
超絶美少女、シスコンに一目惚れしました ℯ𝓃𝒹
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ あとがき














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。