第8話

【チャンス】
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2018/08/17 04:17
ジミンside
え、ちょと待ってどうゆう事…?
テヒョン
えー?どこからー?
ジミン
め、眼鏡とマスク…?
テヒョン
そうそう。眼鏡とマスク!
ジミン
髪の長さは…?
眼鏡とマスク…。
髪の毛は肩より少し下ぐらい。
テヒョン
そんなの見てないよー。
テヒョン
でも肩よりは長かったんじゃん?




あの子だ。あの子に違いない。
でも、あの子は自分からは無口でイメージは最悪だ。
でもなんで?なんでテヒョナには元気に普通に話すの?
ジミン
実は……
テヒョナに今まであった事を全て話した。
テヒョナは凄い驚いてたけどちゃんと話しを聞いてくれた。
テヒョン
へぇ。
あの子ちょっと不思議だね。
ジミン
ちょっとどころじゃないよ。
そんな事言いながら2人で笑いあった。
テヒョン
まぁ、いつかきっと会えるでしょ。あんなにもジミナが大好きなんだから。
テヒョン
簡単にarmy辞められるような子じゃなかったよ。
そうだといいけど。
やっぱりちゃんと向き合いたいな。
ジミン
ありがとうテヒョナ。
テヒョン
おぅ!
テヒョナの笑った時の四角い口。
本当にテヒョナは変わらないな。
テヒョン
ヤバ…もう1時じゃんか。
ジミン
ちょっと話しすぎたね。
テヒョン
まぁ。明日の撮影は午後だから大丈夫だよ。
あれ?明日午後だっけ。
何だよ早く言ってよ。
睡眠不足で倒らたらどうしようかと思ったよ。
テヒョン
じゃあまだ良いよね?
ん?まだ話すの?
テヒョン
俺も話してたら目が覚めちゃったよ。
ジミン
いいよ。
ジミン
俺もだから。
そう。俺も。
余計にあの人が頭をよぎって眠れない。
早く手紙を渡したい。
早く会って話したい。
早く。早く。
テヒョン
何だよそんな顔して。
テヒョン
きっと会えるから。
思い詰めんなよ。
そうだ。きっと会えるよ。
今考えてどうする。
ジミン
おぅ。そうだな!
テヒョナに笑顔を向けたらテヒョナも笑顔を返してくれた。
落ち着いて待とう。
必ずチャンスはくるさ。













































あの人に会える”チャンス”が。

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