「ねぇ!あの人かっこよくない?」
「ほんとだ〜でも金髪だよ?」
「確かに……転校生かな?」
HRから暫くすると 廊下が少し騒がしくなる
その直後
ガラッ
勢いよく扉を開け、入ってきたのは
身長の高い 金髪の男の子だった
サラサラの髪の毛に スっと通った鼻筋、形のいい口…
その容姿端麗な姿にクラスメイトは少しの間固まっていた。
だが、そのサラサラな髪の毛は金色に染められ
耳には複数のピアスが付いている
もう何も言わなくても分かるだろうが…
(((不良きたーーー、、、)))
クラスメイトが心の中でそう叫んだのが聞こえてきた
その不良は、ズカズカと教室に入ってくる
ポカーンと口を開けたままの先生に目をやり
「俺の席どこ」
低く 透き通った声でそう聞く
「あ…窓際から2列目の1番後ろだ…」
先生は席を指さしそう答えた。
「うっす」
不良はそう言い、黒板に大きく名前を書く
" 三条 郁斗 "
「三条 郁斗だ」
特に表情は変えず、彼はそう言い、私の隣の席にドカッと座った
クラスのふいんきは転校生という存在に対し
興味を示しており、話をかけたい。だが相手は金髪の不良な手前、どこか怯えてるようにも見えた。
そんなクラスメイトの心情なんて分かってもないだろう彼、三条 郁斗はボーッと窓の外を眺めていた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。