第10話

8☀️
265
2025/11/28 18:14 更新
in家








明るい日差しが、暗い部屋に差し込むように
カーテンを開ける







あなた
う〜ん!!!
今日もいい天気!!





おっと!早く準備して行かないと!



そう思いながら、
あなたは顔を洗い、歯を磨き、着替えを済ませた


ふと、鏡を見ると少し伸びてきた髪が気になった





あなた
(なんか……髪伸びたなー……
修行の邪魔になるし…
切った方がいいよねー…)






毛先を触りながら、そんなことを考えていると
横にあった時計が8時を指していた




あなた
え!?やばい!やばい!
急がないと!!






さて







あなた
(シカマルは起きてるかな〜?)









青い靴を履きながら玄関を出ようとする

その直前に鍵のことを思い出し、
慌てて靴箱の上に置かれた鍵を手に取り、ドアを開ける










あなた
いってきまーす!!










そうして〝誰もいない〟部屋にいってきますをいい、



あなたはシカマルの家へ向かったのだった







ピーンポーン








シカマルの家に着いたあなたはチャイ厶を鳴らした








ガチャッ!









ヨシノさん「あら!あなたちゃん!おはよう〜」






あなた
おはようございます!ヨシノさん!!



笑顔で出迎えてくれたのは、シカマルのママでヨシノさん

 

シカマルはおっかなくて、怖いっていつも愚痴を
言っているけど、いつも嫌な顔1つしないで私を家に入れてくれるヨシノさんのことをそんなふうには思えなかった







ヨシノさん「いつもありがとね〜
     アイツ私が起こしても、起きやしないのよ!」







あなた
アハハ!!






ヨシノさん「さっ!上がってちょうだい!
   今朝ごはん作ってるからね!食べていくでしょ?」






あなた
わーい!いただきまーす!!







そうしてヨシノさんに家に入れてもらった

リビングへ行くと、シカマルのパパのシカクさんが机で
新聞を見ながらコーヒーを飲んでいた







あなた
おはようございます!シカクさん!








シカク「あぁ、あなたちゃんかおはよう」







あなた
会えるのは久しぶりですね!
今日は任務はお休みなんですか?






現役で上忍のシカクさんは任務で朝早くには
出ていってしまうらしく、私はあまり会えていなかった









シカク「そうだよ、久しぶりに休みが取れたんだ」







あなた
わぁ〜お!じゃあ!じゃあ!
今日はゆっくりできますね!
それとも!何処か出かけるんですか?









シカク「今日はシカマルが帰って来るまで家にいようと
思ってるんだ。帰ってきたら修行をつけてやろうと考えていてね」










修行という言葉を聞いて
あなたの目がキラリと光る







あなた
修行ッ!!
いーなー!いーなー!シカマル!
私もシカクさんの修行受けてみたいです!









シカク「ハハッあなたちゃんは本当に努力家なんだな
    うちのめんどくさがりにも見習ってほしいよ」








あなた
そんなことありませんよ!
シカマルだってやるときは……って……
あー!!シカマル起こさなきゃ!!
あなた
2階お邪魔します!!







ドタドタドタドタ!!!



 






あなたはシカマルの名前が出てきた瞬間、
思い出したように勢いよく階段を登っていった












シカク「あの子は、本当に素直でいい子なんだな」













ヨシノ「ほんとうお嫁に来てくれないかしら〜」













そしてあなたは階段を駆け上り、
シカマルの部屋へと辿り着いた










バンッ!!








あなた
シカマル!!
おっはよー!!!
あなた
朝だよ!朝だよ!
太陽サンサンだよ!!
今日は絶対!いい一日になるね!!
そう思わないかい!!








まだ頭が冴えていないシカマルがベットからゆっくりと
顔を覗かせる

そして大きく口を開けてあくびをした







シカマル
そうだな……そう思う……
……ふわぁ〜
おはよあなた
シカマル
毎朝言ってるけど、
その大声どうにかなんねぇのか?







あなた
おっと、おっと
そうだったの
あなた
いや〜ごめんなの!ごめんなの!
次は気をつけるの!








シカマル
その言葉聞いたの
もう数え切れねぇよ……









あなた
アハハー!!
あなた
じゃあ!じゃあ!
下で待ってるからー!!









シカマル
へいへい……









そうして、あなたとシカマルは朝ごはんを食べて
忍者アカデミーへと向かったのだった







in外





あなたとシカマルはアカデミーに向かうため、
並んで歩いていた
ふと、なぜか機嫌の良いあなたにシカマルは疑問を持つ






あなた
ふんふんふーん!







シカマル
シカマル
えらく上機嫌だな









俺がそういうと、ニッコニコの笑顔で
手をブンブンさせながら言う








あなた
まぁね!まぁね!
今日は手裏剣のテストがあるからねー!








やっべー今日だったか?
つか、なんでテストなのにそんな嬉しそうなんだよ……






シカマル
……
シカマル
忍術もいいけどよ、
お前この間の筆記試験どうだったんだ?






あなた
ギクッ!!





思いっきり動揺を見せたあなたに、
俺は少しニヤけながら聞く





シカマル
で?どうだったんだよ(ニヤリ






あなた
い、いやー
あの日は調子が悪くってー?






シカマル
………









分かりやすい………死ぬほど分かりやすい
嘘がつけねぇってのも困りもんだな

どんだけ顔に出やすいんだよ……








シカマル
はぁー……
シカマル
お前……忍術、体術はいけるのに
勉強はてんでダメだよな
シカマル
ナルトと張り合えるくらい
やべーぞ?








シカマルは小馬鹿にしたように言った

その様子にあなたは焦ったように弁解する






あなた
で、でも!でも!手裏剣の角度なんて
全部感覚でわかるし!!
あなた
わざわざ数なんか出さなくてもいいと
思うんだよね!!








シカマル
それ俺じゃなくて、
イルカ先生の前で言ってみろよーw







あなた
ハグっ…!







がっくりと肩を落とすあなた

そんな姿を俺はじっと見つめる






シカマル
(でも、俺は知っている……
コイツはアホだけど、
ちゃんと考えていることを……)








だからこそ、
コイツと仲良くなるうちに
ふと、こんな事を考えるようになっていた


 


こんな太陽がなぜわざわざ
俺みたいな影に構うんだろう………










シカマル
(あなたは……こんな俺といて楽しいのか……?)






自分でもらしくない考え事をしている時、
前に見覚えのある姿が見えた








あなた
あっ!あれイノじゃない?
あなた
おーい!イノー!!







あなたがいつものバカでかい声で名前を呼ぶと、
壁にもたれ掛かっていたイノがこっちに気がつく









イノ
ん?あれあなたとシカマルじゃない
イノ
アンタ達今日も仲良く登校?








イノは腕を組んで偉そうに壁にもたれながら、
ニヤリと笑って聞いてきた








シカマル
(なんでこいつニヤニヤしてんだ……)










あなた
?うん!!
イノも一緒に行こうよ!!






ニヤニヤしているイノを多少疑問に思ったあなただったが、あまり気にせず話を進めていく





イノ
悪いけど
私はここで別の子待ってんの〜







へー珍しいな……イノが人を待つなんて……








あなた
え!?そうなの!そうなの!
女の子?男の子?どんな子?
私も会って仲良くなりたい!!









イノ
アンタなら言うと思った〜
イノ
サクラっていうの
可愛い女の子よ
けど、少し内気な性格だから……
イノ
アタシがもうちょっと仲良くなったら
アンタにも紹介してあげる!








それを聞いたあなたは、
嬉しそうな笑顔でぴょんぴょんと飛び跳ねる










あなた
わーい!!!
嬉しいの!嬉しいの!
新しい友達が出来るのー!!









そのあなたの様子に、イノはクスッと頬を緩ませる







イノ
アンタは相変わらずねー(笑









それを聞くとあなたは飛び跳ねるをやめ、
イノの顔を覗き込む








あなた
クスッ
あなた
イノは相変わらず優しいね!!
イノ
はぁ!?////







あなたの不意打ちの褒め言葉に、
イノは取り乱し、顔を赤らめた









あなた
イノは〜♪
優しい〜優しい〜女の子〜♪
意地っ張りだけど〜可愛い〜♪
シカマル
(なんつー歌だよ……)






あなたが畳み掛けるようにイノを褒める歌を歌い出し、
イノの顔はますます赤くなっていく






イノ
〜〜〜〜〜////
イノ
もういいからッ!分かったからッ!///
早く先に行きなさいよッ!!////



 




イノは我慢できずに、
俺とあなたの背中をグイグイと押していく








あなた
分かった!
じゃあまた後でね!







太陽………


その笑顔を見ると、自然と周りも笑顔になっていく


イノも呆れたようにクスッと笑う









イノ
クスッはいはい
また教室でねー








そしてイノと分かれ、
またあなたと俺は2人で並んで話しながら歩いていく


アカデミーに近づくにつれ
生徒の数も次第に多くなっていき、


知り合いの多いあなたはほぼ全員に〝おはよう〟と
言っていた




あなた
あっ!!あの子は!!
おっはよ〜!!






上がった口角を下げることなく、
常に笑顔で挨拶しているあなた


そんなあなたの横を歩きながらもやっとの事でアカデミーの前まで来ると、クラスメイトも度々見かけるように
なった


そしてふと、俺は1人の生徒に目が止まった







シカマル
(サスケだ……
相変わらず不機嫌そうだな……)





そう……俺が目に止まったのは、〝うちはサスケ〟だった


毎日のように女子にキャーキャーと騒がれている
成績は優秀で、顔もいい、だが無愛想なやつ


俺はサスケが嫌いな訳では無いが、
わざわざ仲良くなる必要もないのであまり関わっていない



モブ(女)
サスケくぅ〜ん
おはよ〜
モブ(女)
今日もかっこいいねぇ〜
サスケ
………フンッ






何人もの女子に囲まれようと、誰一人相手にしない

ずっと何事もないように無表情で無視している






シカマル
(…イケメンはめんどくせぇな……)
シカマル
(まっ……俺には関係ないことだけど……)



















……………あなたはコイツとも仲良いのか?……









ふと、俺はあの太陽のことを思い出す







シカマル
(いやいやいや……
いくらアイツでもサスケまで
仲良くなってはないだろ……)





だが、俺の想像を遥かに越えてくるのが………
















俺の太陽だ……


あなた
サスケ!!おっはよー!!!

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