第9話

7☀️
319
2025/10/11 09:19 更新
in森







あなた
うちはイタチくん!!









そう満面の笑顔で言った私に対して、
サスケは驚きを隠せない表情をしていた









サスケ
な、なんでお前が兄さんを知ってるんだ?








そういったサスケの前で
私は両腕を広げ、クルクルと回りながら言った








あなた
この前!
森で修行してたらたまたま会ってね!!
あなた
仲良くなって!
修行見てもらってるの!!





サスケ
!!修行を………






私は回るのをやめ、サスケに向き合う






あなた
まさか!サスケがいっくんの弟だったとは〜
あなた
あ!これが俗にいう!
〝世の中は狭い〟ってやつなの!!







私がそんな事を言っていると、サスケは俯いていた






サスケ
…………








あなた
ん?どうかしたの?









サスケ
………
サスケ
修行………いつも見てもらってるのか?…









あなた
?ううん!たまにね!
週に1回くらいかな〜?
あなた
!!フフッ










そして私は傍にあった大きな木を見ながら、
あの人を思い出す











あなた
クスッでもね!
あなた
来たと思ったらすぐにふら〜っと
何処かへ行っちゃうの!
あなた
いっくんは!!笑








サスケは口を開かず、ただ黙っていた







サスケ
………







あなた
?サスケ?
どうかしたの?








私がサスケを見ると、プルプルと体を震わせていた







サスケ
俺はいつも………
手裏剣の修行断られるのに……(小声
あなた












サスケ
〜〜〜…
サスケ
お前には教えてるんだな!!











あなた
!?!?
あなた
い、いや!教えてもらってるっていうか〜…!







そうだよ!体術は習ってるけど!!
私は術を教えてもらっているわけでは……!!








…………











いや?この前火遁教えてもらったっけ……?






…………







その前は雷遁………


あなた
(えっと〜……よくよく考えたら〜…
私めっちゃ教わってない!?)




私ってこんなにいっくんに教わってたんだ!!






すごくお世話になっちゃってる……






何かお礼しないと!!!







………………ザリガニとか?





※↑みんなザリガニが好きだと思っている









サスケ
………
サスケ
おし……ろ………






突然サスケが声をかけてきたので、
考え事をしていた私は少しビックリした







あなた
あなた
?なになに
お城?










サスケ
ギッ!!!
サスケ
教えろと言ったんだ!!











あなた
え、えーっと?












サスケ
お前が兄さんに教えてもらった事を!!
俺に全て教えろ!!









あなた
!?
あなた
な、なんで!なんで!
そんなの回りくどいの!!







私は必死に手をブンブンする






サスケ
〜〜〜〜
サスケ
はぁ……いいか?
サスケ
多分、兄さんは任務の帰りに
お前のところに行っている
サスケ
忙しい兄さんはそれくらいしか
時間が取れないとみた






ほ、ほう!!!







サスケ
なぜ兄さんが俺よりお前に修行をつけているのかは知らないが、!
サスケ
お前が兄さんに教わった事を
俺に教えれば!
サスケ
お前は技に更に磨きがかかり、
俺は兄さんの修行を受けているも同然
サスケ
一石二鳥だ








あなた
そ、そういうもん?








サスケ
そういうもんだ








うーん………分かるような…?分からないような?…




でも……







あなた
サスケは……いっくんが大好きなんだね!!










サスケ
そうだ
サスケ
………………
サスケ
!?な、違う!!






私はニヤニヤしながらサスケを人差し指でツンツンする





あなた
照れちゃって〜〜このこの〜!








サスケ
だから!!違うっていってるだろ!!!








あなた
アハハハハッ!!!








サスケ
…………
サスケ
(でも、
あの兄さんが直接指導をつけるほどだ……
コイツは相当、忍者としての素質があるんだろう……)
サスケ
(強くなるための相手には
もってこいだ!!)
サスケ
(そして、俺は兄さんにコイツより優秀だってことをわからせる!!)










あなた
うん!!分かった!!
あなた
友達の頼みだしね!!










サスケ
!友達………








あなた
?うん!!








そういうとサスケは少し笑った






サスケ
よし
これは俺達だけの秘密だ
兄さんにはいうなよ









あなた
?なんで?









サスケ
バカ!これは秘密の特訓なんだ!
バレたらダメだろ!!









あなた
そ、そうなの!?
わ、分かった!!










サスケ
(ほんとは兄さんに秘密で強くなって
ビックリさせたいだけだけど…)
サスケ
よし!兄さんが来るのはいつだ!









あなた
え!?えっとえっと……
す、水曜日が多いかな!!












サスケ
分かった
じゃあその次の日は、
お前と修行をする日だ
サスケ
それでいいな?










あなた
う、うん!!分かった!!







そういうと、空を見たサスケに釣られて私も空を見る





オレンジ色の空にところどころ烏が飛んでいた







サスケ
もうすぐ日暮れだ……
みんな心配する…
サスケ
もう帰るか











あなた
うん!そうだね!










そういうとサスケは木に刺さった手裏剣を抜き、
自分のバックに直した










サスケ
行くぞ









あなた
!!うん!






私は新しい友達ができて
とっても嬉しかった!




そして
私達は、一緒に帰ったのだった


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