私はあの日を境に 部活の空き時間 図書室に来るように
なった .
勿論 朝光が当番の日に限ってではなく 普通にだが ,
何故か 朝光が居る日はテンションが上がった .
いざ話してみると面白い人で 話すのはとても楽だった .
私は 自分の筆箱に付けていた 黄色のピアスを指さす .
黄色って言っても 男性も気軽に付けれるデザインに
なっていて 思わず私はそう口にしてしまった .
『はずかし ~』と私は自分の真っ赤に染ったであろう
頬を 自分の両手で包み込み , 呟く .
そう言って 朝光は自分の耳元に ピアスを持って行って
耳に添えながら 微笑んだ .
朝光が作業室に黄色のものが多いのは此処でのあなたちゃんとの
エピソードのお陰で自然と理由も分からずに黄色の物を集めて
自然と暖かく幸せな感覚を思い出していたという事にしておきましょう 🤭














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!