考えられない時間から体を動かした。
普段ならまだ起きている辺りの時間なのに
私はもう練習室に居た。
納得できなかった ,不安になった
この今の自分で、果たして彼らのファンに
あなたと言う1人のメンバーが
認められるのか、魅せられるのか
もう休みも無しに踊っていて ,
脚の力は限界を迎えていた 。
少しキツい振り付けでバランスを崩して
その場に倒れ込んだ。
気付けばおんにがいて ,
ストローの付いた水を差し出していた。
周りには 、メンバーもいた。
目線を時計に送ると、5時だったはずの時計は
いつしか8時を過ぎていた。
足りない ,足りないって
思う程、
それと同時に楽しさもあった。
これがアイドルなんだと実感した。
楽しかった ,この状況に
アイドルである事が ,
私は凄く嬉しいんだ















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。