次の日、千光は鶴音に会いに占いの店に行った。
占いの店の前までくると、看板の下に掛かっている札がCLOSEになっており、ドアの窓には中から準備中という貼り紙が貼られていたが、中から鶴音が出てきた。
千光は鶴音について行くと、店からさほど離れていない距離にあるレストランに入った。
案内された席に着くと、鶴音は「いつものやつを2つ」と注文するとウェイターは「かしこまりました」と言い、厨房に戻っていった。どうやら、鶴音はこの店の常連のようだ。
数分後、注文した料理が運ばれ、2人は料理を食べ始めた。
鶴音は驚いた表情をすると、目をぱちくりさせた。
会計を済ませて店を出ると、鶴音は千光を連れて占いの店の前で足を止める。
席に座り、占いが始まった。
千光は、鶴音に今後のことについて占ってほしいと頼んだ。
占いが終了し、千光は鶴音に礼を言って占いの店を出た。
あらゆるものに阻まれるということに千光は心当たりがあり、それを知っている。
千光が気付かないうちに、それがいつ起きてもおかしくない状態になっていた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!