第26話

☁︎
1,245
2018/11/25 06:34
You
ゆき、タクシー呼んだから
You
病院行こう
ゆき
う、うん…ハァハァ…
とても苦しそうだ
You
下まで降りれる?
ゆき
うん…
保険証やら、お薬手帳を持って

あと、鍵も閉めなきゃね
You
先輩ッ
はじめ
大丈夫??
You
熱もかなり高くて…
こんな時にも、先輩を見るとドキドキする

私って最低だな…
You
ゆき、車乗るよ
ゆき
うん…
会話をしていると

ゆきに『はじめしゃちょー』とばれてしまう

私と先輩の関係までもバレてしまう

車の中では沈黙が続いた。
はじめ
着いたよ
You
ありがとうございましたッ
そう言って救急の方の受付に行った
お医者さん
付き添いの方ですか?
You
は、はいッ
お医者さん
ゆきさんは、普通の風邪でした
You
良かった…
お医者さん
ですが、熱が高いので今夜は一時入院となります。
お医者さん
もう遅いので、気をつけてお帰りください
You
ありがとうございました
時計に目をやると

夜の11時をとうに過ぎていた。
You
終電間に合うかな…
なんて思いながら、病院の外に出た



さぁ、帰ろう

なんて思っていたら









後ろから手を掴まれました

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