僕の苗字も水島だった
嬉しさ半分、戸惑い半分のあなたちゃんが言う
分かりやすくぼぼぼと赤くなってるのが面白くって
そしてなんかペットのたぴちゃんに似ていて
頭を撫でてしまいそうになった
でも、流石に撫でるのはキモイ!
理性がしっかりと働いてくれてあと一歩のところで踏みとどまることができた
少しの沈黙のあと
話しかけたから少しびっくりしてる
可愛い、なんて
言えるわけない
だって僕は推しで
あなたちゃんはりすなーで
せっかくここまで積み上げたものが
グループとして、積み上げたものが
僕のせいでなくなってしまうなんて
嫌だから
ていうか何歳なんだろう
パッと見20過ぎくらい……かな?
僕と2つ違いか
だって成人してるもん
だって歳の差あんまりないもん
可能性あるよ、まだ
あぁ、嫌だ
こんな自分が嫌だ
ダメだと分かっているのに
ごめんね







![私の推しは兄でした。 [🎲]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/037042d526cefdcdc29e9f176daaec1f06cdd850/cover/01J8SVY8BZ4ZV5NSXS9C7T0Q7J_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。