第2話

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2022/06/26 10:43 更新
握手会の終わりのほう
全体的な服の色が黄色なことからるぅとくん推しなんだと分かる
顔を見て挨拶をする
正直、一目惚れだった
顔も、声も、性格も
全てが一瞬で大好きになった
でも
るぅとくん推しだから僕に希望はない
だけどこんなに好きになったのは初めてだった
だから別れる最後に言った
君にしか聴こえない声で言った
ころん
裏のベンチで待ってて
慈悲もなくスタッフは10秒でーすという
本当はダメなことなんて分かってる
でも頭の中は君のことでいっぱいいっぱいで
君の後のりすなーさんにはぼーっとしてたと言われてしまった
本当は名前で呼びたい
でも、名前を見るのを忘れてしまった
後で聞こう、待っていてくれたら

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