先程まで輪になって集まり、話し合った結果ミオが説明することになったらしい。
さらりと重大な情報を言ったかと思うと、そのままミオは続ける。
そう言うと他のメンバーも首を縦に振る。
1度に入った情報量の多さに少し困惑し、頭の中で整理する。
一通り状況を把握し、俺はミオに問いかける。ここが最も重要だろう。
ミオの言葉を遮り、黙っていたシナーが口を開く。ミオはシナーにアイコンタクトを取る。その顔はどこか心配をしているような表情だった。
ミオからシナーへ視線を移し、俺はシナーと向き合う。
なるほど。俺は任務としてシナーと接触し、模範囚へと推薦してもらうよう行動する事が目的だった。しかしよく考えてみればわかることがある。
曖昧なのだ。シナーと接触した後に、どのように行動を起こすかを俺といろはの独断でやって良いみたいなものだ。それに接触の仕方も伝えられない。『模範囚になる』というのは脱獄するにあたって恐らくとても重要なことだろう。それなのに曖昧で独断で行動を起こせる任務を任せた理由。
それはシナーに頼まれた事をこなすするための嘘の任務を任せ模範囚になろうとしたからだ。
自分の中で1つの答えを出したところでシナーが続ける。
くしゃりと頭を掻き、苦笑するシナー。その通りである。気絶するまでやらなくても良かっただろう。
鋭い目でそう言われる。心の内を見透かさるのはあまりいい気分ではない。しかしごもっともである。
楽観的で甘ちゃんな思考は打ち砕かれ、『武力』を持たなければいけない、つまりこの先も誰かを傷つけることになる。そう考えた俺は
脱獄する、という事の大きさを再確認した。
ほんとにスランプかもしれませんね... 理解しにくい文章だった気がします...
暗いムードはここらでやめておきましょう
宣伝です!言うの遅くなりましたが新作を投稿したので是非ご覧ください!しょっぱなから本文だらけですが...
こちらになります!
それでは〜
オ・ルボワール













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。