台所からひょこっと顔を出して問いかけてくる。今夜ご飯を作ってくれているらしい。料理って質問する暇ができるくらい簡単なものなのかしら。
そう言って、青は「あれを見ろ」とでも言わんばかりに指を指す。
その方向を見ると、コンタミの触手と握手を交わす私の触手の姿があった。
触手だけでもできるような手遊びをして、仲良く遊んでいる。あんなに楽しそうにしているのは初めて見るかもしれないわね。でも、あんまり仲良くなられると帰りにくい……。どうしましょうか。
悩んでいると、赤が全員に声をかける。
コンタミに促されるがままに椅子に座る。机には、先程赤と青が話していた「はんばーぐ」が並べられている……らしい。
…これ、肉の塊にしか見えないのだけれど。
その合図で全員が合掌をしていたので、私もそれに合わせる。
大爆笑する青と黄。……無礼ね、こいつら一回燃やしてやろうかしら。
そう言ってコンタミは私の後ろに回り込み、すっと腕を回す。そして私の手に自分の手を重ね、無理やり私の手を動かしながら説明し始めた。
コンタミは自然な動作でふぉーくに刺されたはんばーぐを口元へ持ってくる。
その差し出されたものを口にいれる。あ、これ意外と美味しいのね。
…なぜか全員、驚いたようにこちらを見ているけれど、私はなにかやらかしたのかしら。
こうして聞いていると、意外と自分では気づかない感情のサインが多いのね。
そこからは赤の作った料理を堪能した。赤の料理の腕は確かね。
私の触手に小さめに切ったハンバーグを分けてあげたら、すごく喜んで食べていた。こんな美味しいもの、初めて食べたわ。
…いい場所になったものね、陸も。
はいどうもこんにちは作者ですどうも!
遅くなりましたねすみません!!!最近「他の小説を流石に更新しないと不味いのでは…!?」という衝動に駆られて他の小説書いてました…(((
投稿に偏りが出るのがこの作者の悪いところです() こんなスローペースでの投稿ですが、見守ってやってくださると嬉しいです…。
それでは〜!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。