第95話

「温泉」
139
2026/08/01 02:18 更新








あなた
わぁっ!温泉だー!!
ゲン
アハハ、はしゃぎすぎジャナイ?
あなた
だって久しぶりのお休みでゲンと温泉旅行だよ!?はしゃぐしかないでしょ!
ゲン
それもそうネ。
あなた
じゃーさっそく温泉入ろっ!
ゲン
あ、あなたちゃん。
あなた
ん??
ゲン
大浴場か部屋についてる方かどっちに入る?
あなた
ん〜、せっかくだし、大浴場に行ってこよっかな!
ゲン
りょーかい!






そうして私たちは大浴場で二手に分かれ、それぞれ湯船に浸かった。




あなた
♬〜
モブ
お歌、上手ですね!
あなた
...えっ、あっす、すみません!
モブ
いえいえ!もしかして、以前声優をしてらした...。
あなた
あ、そ、そうです。
モブ
やっぱり!私ファンだったんです!
あなた
あ、ありがとうございます!
モブ
あ、すみません。プライベートなのに...。
あなた
いえいえ!全然大丈夫ですよ。





こうやってファンの人と会えるの、嬉しい...!!



あのとき、頑張っててよかったって思えるから...。




モブ
では、失礼しますね。
あなた
はい!





〜一時間後〜



あなた
やばいやばい...。





ついつい遅くなっちゃった...。



嬉しすぎてずーっと考えちゃったもんなー...。



そうして共同スペースに戻ったが、ゲンの姿はなかった。





あなた
あれ、いないな...。先に部屋に戻ったのかな?





そう思って部屋に戻ったが、ゲンはいなかった。



あなた
どこ行ったんだろ...。






ふと、窓の外を見ると、中庭にゲンがいた。




あなた
...あ。いた。





私はここから大声でゲンを呼ぼうとしたが、それを躊躇った。



ゲンの周りには大勢の子供たちがいたからだ。




あなた
...ふふっ...!楽しそう...。






私は窓のへりの上で腕を組み顔を乗せて、マジックを披露するゲンを見つめた。



あなた
...ファンがいてくれるって嬉しいもんね。





そりゃゲンもあんな顔になるわけだ。



私が見ているゲンはすごく楽しそうで嬉しそうで、でもそれを表に出さないようにポーカーフェイスで隠して...。



あなた
ふふっ...!可愛い...!




ゲンのマジックはやっぱり色んな人を笑顔にするね...!



なんて思っているうちに私は寝てしまった。







ゲン
あなたちゃ〜ん...?
ゲン
(勝手にどっか行っちゃったし、怒ってるかな〜...?)
あなた
ZZZ...。
ゲン
!寝てる...。こんなとこで寝てたら風邪ひくデショ...!なんでこんなとこで...。





といい終わる前に何かに気づいた。




ゲン
...あぁ、俺のこと、見ててくれたのネ...♪...ありがとう。





ゲンは寝ている私の額にキスを落とした。



ゲン
ごめんネ、あなたちゃん。




私を持ち上げて布団に寝かせ、そのまま一緒に寝た。












プリ小説オーディオドラマ