永露元稀side
同窓会会場に着くまでの間、あなたといろんな話をした
今の仕事のこと、大学はどこだったか、それと、、
卒業後も一ノ瀬とは一年間関係が続いたこと。
同じ大学には行かなかったが、同棲をし始めたから一年も続けることができたらしい。
本人によると割といい感じだったらしいが、一ノ瀬が浮気のようなものをしていたことがわかったためあなたの方から別れ話を出したようだ。
「今、絶賛彼氏募集中!」
らしい。
少しホッとした。まだ俺にもチャンスはある!
いやいやいや、何考えてるんだ。あるわけがない。
そんな何年も何年も抱えている気持ちを伝えられたって重いだけだろ!
むしろ、智とかと付き合ってくれた方が俺も会いやすくなるし、近くにいられるから逆にいいのかも、、、、、、
いや、会いたいと思ってる時点ですでに未練たらたらじゃん!!
ダメだ。もう、今日俺、あなたと会ってからあなたのことしか考えられてない。いっそ潔く認めて酔った勢いで告白とか!、だめかぁ、冗談だと思われて断られる。
というか、そんな軽い男にはなりたくない。
俺がそんなことをうだうだ考えているうちに着いていたようだ。
もうたくさんの懐かしい顔がそろっている。
あなたもそういって行ってしまった。
俺も昔の友人の近くに腰を下ろし、あなたの行った方を見てみたら、、、、、、
なんと、一ノ瀬がいた。
幻覚だと思った。けど、本物だった。
うそだ。なんで、、、
別れたんじゃなかったの?
やばい、どうしよう
話聞いちゃった。あいつまだ狙ってる?
ダメだ、俺に勝ち目ない
一ノ瀬にしたって、智にしたって、先にあなたに気持ち伝えて好かれちゃったら終わりだ。
その前に俺が気持ち伝えて好きになってもらわないと
でも、そんなこと今さらできない、、、、、、
俺にもっと勇気があれば、、、よかったのかな
あなたも好きになってくれたかなぁ
☆15ありがと〜!!
よかったら感想とかコメントしてくれると嬉しいです、参考になるんで!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。