あぁ ほら また間違えた
これで 何度? 何回目?
ねぇ ほら 塞いでたって ぽっかり浮きでる 傷跡
あぁ ほら また誤魔化した
見て見ぬ振り お上手ね
もう ほら 何言われたって 誰も私を望まない
むき出して 痛い 痛い
強がって 痛い 痛い
息詰まって 痛い 痛いんだよ……
『また…かぁ……』
私って失敗作だってさって
要らない子なんだって
何やったって頑張ったってダメらしいや
愛 愛 愛されたくて偽って
もっともっと笑顔でいればいいかな
なんて失敗作少女が流れる日々。
生まれてからずっとこの生活だ。
親が飲み散らかした酒の空き缶の片付け。
それが終わったら朝までバイト。
いつまで続くかな。
でもこれが無くなったら暇すぎて死ぬかもね。
これが私の普通の生活だから。
『…paparazzi……。』
失敗作少女は初音ミクちゃんとかいりきベアさんの曲。
paparazziは……最近見つけた。
最近私と同じ環境を書いている曲を多く見る。
でも全て私の気持ちは書いてない。
なってない人はわからない。
とても過酷な気持ちがあるんだ。
『……お父さん。帰ってきちゃう。バイト行かなきゃ。』
お父さんが帰ってきたら私は終わりだ。
殴られ蹴られ傷をつけられ
お母さんが帰ってきたらもっといけない。
包丁取り出してきちゃうから。
1回それにあったことがある。
傷跡だってまだ残ったまま。
『救ってくれる…私のヒーローはいない……か。』
本当に失敗作少女だな。
何をやっても違う選択肢ばかり選んじゃう。
そのせいでお父さんお母さんを怒らせる。
全部全部自分のせいなんだ。
学校でもぼっちだし。悪口を言われ。
虐められ。
結局どこへ行っても居場所なんてないんだ。
『私って失敗作だってさって
要らない子なんだって
何やったって頑張ったってダメらしいや
愛 愛 愛されたくて偽って……
もっともっと笑顔でいればいいかな……』
この曲を一人寂しく咲いてる黒い花に
歌いかけるの。
そうすると何故か心がすっきりする。
『今日もありがとう。また明日もよろしくね。』
って。ちゃんとお礼もする。
もう死んでも誰も悲しまないのに
私はまだ生きている。
ちゃんと生きてるってあの黒い花に歌うと思える。
今日もちゃんと生きれた。明日は死んじゃうかもだけど。
夕方頃に帰ってきて私とすれ違ったら必ず外に出さず
ずっと殴り続ける父親と
いつ帰ってくるかわからないお母さん。
それに鉢合わせたら大変なことになる。
いつも恐怖と戦って生きてます。
でももうそろそろ限界が来そう。
17年間。
私はまだ生きてます。
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最後なにこれって思った方いらっしゃると思いますが
『歌う』ということしかしたことが無い。
人と喋ったことがない女の子が
自分の気持ちをこの小説に精一杯頑張って書いてるような
感じにしてみました。
なので終わり方があやふやだったり意味がわからない文が出てきたりしますが
この子頑張って書いてるんだって思ってくださると嬉しいです。
またのちのちジャニーズ達でてきますので
そこまでこの子を見守ってあげてください。
(失敗作少女聞いてみてね)












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!