第41話

File.4 イーストン黒猫殺害事件
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2025/01/09 05:29 更新



あまり人通りがない早朝。

私とあなたのfirst nameは、ネロさんが眠るお墓に来ていた。




シャーロット
シャーロット
ほんとにやるんですか
 
(なまえ)
あなた
もちろん
(なまえ)
あなた
大丈夫、戦の神杖ソードケイン様からの許可証を頂戴した私たちは無敵さ
 
シャーロット
シャーロット
いやそういうことじゃなくてですね……





あなたのfirst nameはお墓の前で合掌し、小さなスコップを持って土を掘り始めた。

傍から見たら狂気に満ちた行動だが、目を瞑るしかない。

そもそも私にはあなたのfirst nameを止められるほどの体力も脚力もない。




(なまえ)
あなた
見つけた
 
シャーロット
シャーロット
……





私も両手を合わせる。

ネロさんの遺体は思ったよりも酷い状態だった。




(なまえ)
あなた
乾燥で意外と匂いはないが……猫なのかもわからないね
 
シャーロット
シャーロット
臓器がひしゃげています
 
(なまえ)
あなた
胃の内容物は見られそうにない





少々残念そうにため息をついたあなたのfirst name。

数分ご遺体をじっと見つめていたが、瞬間高く掲げた。



私でも気づいた。

キラリと何かが朝日に反射している。




(なまえ)
あなた
……そう来たか





ネロさんを埋め直し、土まみれの腕を洗ってイーストンに戻った。





アンナ
アンナ
あなたのfamily nameさん!





アンナさんがこちらに走ってくる。




(なまえ)
あなた
どうかしたのかい?
 
アンナ
アンナ
夜に警備の方が教室の前を通ったって!その時に、猫っぽい鳴き声を聞いたって!





なぜそれを早く言わないんだという微妙な顔を一瞬見せたが、すぐにあなたのfirst nameは真剣な表情に戻った。




(なまえ)
あなた
何時頃かな?
 
アンナ
アンナ
19:00頃だそうです
 
シャーロット
シャーロット
エフィさんとリーザさんが教室を出た時は、まだ猫は生きていたということですね
 
(なまえ)
あなた
教室の前で聞いた……つまり、生きてはいたが、既に鞄の中にいたのかもしれない
(なまえ)
あなた
あるいは、教室の向かいの廊下から外の窓があるから、そこから聞こえた
(なまえ)
あなた
どちらと言っていた?
 
アンナ
アンナ
どこから聞こえたかは定かじゃないみたいです
アンナ
アンナ
なんせもう、警備員さんもお歳ですから
 
(なまえ)
あなた
若いのを雇え若いのを……
 
シャーロット
シャーロット
あなたのfirst name





人間としてどうかと思う発言を咎める。




アンナ
アンナ
あの……あなたのfamily nameさん?
 
(なまえ)
あなた
放課後
 
アンナ
アンナ
え?
 
(なまえ)
あなた
放課後、客室に連れてきてくれるかな





あなたのfirst nameはアンナさんに小さなメモを渡した。




シャーロット
シャーロット
誰の名前を?犯人でしょう
 
(なまえ)
あなた
後でわかることじゃないか
 
シャーロット
シャーロット
気になるじゃないですか
 
(なまえ)
あなた
では、ヒントを出そう
(なまえ)
あなた
この事件は、複数犯なんだよ



 
次回、あなたのfirst name探偵の推理お披露目会になります。

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