第40話

File.4 イーストン黒猫殺害事件
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2025/05/30 03:32 更新





_____魔法魔道具管理課。




レイン
レイン
当日に電話してくるのはアポを取ってるって言わないからな
 
(なまえ)
あなた
すまない
(なまえ)
あなた
それで今私が担当している事件の話なんだけれど……
 
レイン
レイン
少しは俺の話を聞け
 
(なまえ)
あなた
神覚者様の君なら何とかしてくれるだろう?





魔法魔道具管理課の局長、レイン・エイムズさん。

エミリーさんと同じく、あなたのfirst nameの元同級生らしい。

この学年は神覚者が多い。

それに、ワースくんやアベルくん、マカロンさん、あなたのfirst nameなど、明らかに秀でた人材の多い優秀な代だったようだ。




レイン
レイン
俺は暇じゃねぇ手を煩わせるな
レイン
レイン
悪いが今イーストンで起きてる事件はそっちで解決してもらうしかねぇぞ
 
(なまえ)
あなた
そんな寂しいことを言わないでおくれよ
(なまえ)
あなた
猫が自殺なんてするはずないだろう?犯人の手がかりのためには遺体を……
 
レイン
レイン
そもそも墓を掘り起こすという神経が理解できねぇんだが
 
シャーロット
シャーロット
ですよね……
 
(なまえ)
あなた
必要に応じているだけだ。頼まれておくれよレインくん、書類書くだけでいいから!
(なまえ)
あなた
私たちの仲じゃないか〜
 
レイン
レイン
お前を見てるとしつこいオカマ野郎を思い出す
 
(なまえ)
あなた
姐さんかな?
 
レイン
レイン
チッ





完全に彼が機嫌を損ねたタイミングで、あなたのfirst nameが必殺奥義を繰り出した。

そう、先ほどレインの恋人、エミリーさんにうさぎのカチューシャを被せて写真を撮っていたのだ。




(なまえ)
あなた
もし引き受けてくれたらプレゼントしようと思っていたのだがしかたがない
(なまえ)
あなた
これは神覚者グッズの新作アイデアとしてライオさんに献上することにしよう





デスクの上に置いた写真を、彼が取る前にひょいっと広い、ひらひらとチラつかせる。




レイン
レイン
……いくらだ
 
(なまえ)
あなた
だから君へのプレゼントだよ。いらないようだけれど





神覚者様相手にこんなので釣れるのか……?




レイン
レイン
……持っていけ





あなたのfirst nameに渡されたのは、戦の神杖ソードケインの神覚者のサインつき同意書。

“イーストン魔法学校での物体の移動を許可する。”



釣れちゃった……




(なまえ)
あなた
ありがとうレインくん!助かったよ
 
レイン
レイン
さっさとそれを寄越せ
 
(なまえ)
あなた
仰せのままに





魔法魔道具管理の執務室を出て、上機嫌に歩くあなたのfirst nameに私は並んだ。




シャーロット
シャーロット
まさか本当に釣れるなんて……
 
(なまえ)
あなた
彼は世界一重い男なのさ
 
シャーロット
シャーロット
言い方……



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