第10話

新たな能力
122
2018/12/24 01:57
飛人(ひびと)
人の能力を操る…?
奏多(かなた)
そ。
奏多(かなた)
要の能力を上手いこと操って、要じゃなくて俺が、要の能力を使えるようにしてた。
理人(りひと)
だから分かったのか。
奏多(かなた)
ついでに、理人の過去までわかっちゃった。
大和(やまと)
過去がこれと、どう関係してんだよ。
奏多(かなた)
さっき俺が菜々子にキスしたでしょ?
奏多(かなた)
それで理人が動揺したのは、理人は昔、
奏多(かなた)
菜々子が好きだったから。
奏多(かなた)
ねえ菜々子ちゃん。
菜々子(ななこ)
ん?
奏多(かなた)
理人に会ったことある?
菜々子(ななこ)
えーとね…
私は記憶を遡る。
すると、1つ引っかかる場所があった。
菜々子(ななこ)
小学、3年生…?
奏多(かなた)
ビンゴ。
理人(りひと)
あぁ、そうだよ。
理人(りひと)
小3の時、俺は菜々子が好きだった。
理人(りひと)
もちろん告白もした。
理人(りひと)
でも、笑顔で流された。
理人(りひと)
その笑顔がムカついてなぁ…
飛人(ひびと)
それで殺そうとした…?
理人(りひと)
あぁ。
理人(りひと)
さっき言ったような理由もあるけど、こっちのほうが大きい。
要(かなめ)
ふぅん。
要はしばらく間を置いてから、こう言った。
要(かなめ)
菜々子が好きって気持ちなら俺らのほうが上だと思うけど。

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