ある日。
少し夜遅くなったコンビニ。
推しである、如月ゆうのcover曲を聴きながら、コンビニを出ようとした時。
誰かと、軽く肩がぶつかってしまった。
その声に、yuaは固まった。
脳が理解を拒否する。
この声は、いやでも、推しがこんな場所を歩いているわけが___
まじまじと彼の顔を見つめる。
彼は、戸惑ったようにyuaの顔を見返した。
その言葉が放たれた瞬間、はっと彼の顔が青ざめた。
一方、yuaも混乱していた。
無意識だった。
彼はきょろきょろと周りを見渡し、人がいないことを確認すると、ほっと息をつく。
人差し指を唇の前にたて、しっとyuaを制した。
慌ててyuaは、普段の半分くらい、声のボリュームを下げた。
その反応が面白かったのか、如月ゆうはふふっと笑う。
嬉しそうに微笑んだ。
配信で見せるよりほんの少しだけ低くて優しい、柔らかい声。
気持ちを伝える機会は、今が一番だ。
一瞬驚いたような顔をして、照れたように目を細めた。
その言い方が、あまりに優しくて。
yuaは驚いた。
正体がバレたことへではなく、テルフォニを…自分を知ってくれていることに。
嬉しかった。
自分の活動は、憧れの人にまで届いていたのだ。
ほわっと笑った。
ひだまりのような笑顔。
最後に放たれた言葉は、yuaにとって最も嬉しい言葉だった。
彼の姿が遠くなり、闇に消えるまで、見送っていた。
yuaにとって、これからも活動を頑張ろうと改めて思えた日だった。
切ります!
ごめんなさい、Renkaちゃんが出せませんでした
明日出します!








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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。