第8話

推しに出会っちゃった!?part2
32
2026/05/09 13:20 更新
ある日。






少し夜遅くなったコンビニ。





推しである、如月ゆうのcover曲を聴きながら、コンビニを出ようとした時。





誰かと、軽く肩がぶつかってしまった。
yua
わ、ごめんなさい…!
???
いえ、こちらこそごめんなさい、!あまり前を見ていなくて



その声に、yuaは固まった。





脳が理解を拒否する。





この声は、いやでも、推しがこんな場所を歩いているわけが___




まじまじと彼の顔を見つめる。





彼は、戸惑ったようにyuaの顔を見返した。
???
あ、あの…?
yua
ゆ、さん?




その言葉が放たれた瞬間、はっと彼の顔が青ざめた。



一方、yuaも混乱していた。





無意識だった。
yua
え、えっと…!あの!



彼はきょろきょろと周りを見渡し、人がいないことを確認すると、ほっと息をつく。




人差し指を唇の前にたて、しっとyuaを制した。
ksrg yu
静かめでお願いしてもいいかな?
yua
あっ、はい…!すみません



慌ててyuaは、普段の半分くらい、声のボリュームを下げた。



その反応が面白かったのか、如月ゆうはふふっと笑う。
ksrg yu
配信、見てくれてるの?
yua
み、見てます…!ほんとに、歌も配信も!




嬉しそうに微笑んだ。
ksrg yu
そっか、ありがと~。



配信で見せるよりほんの少しだけ低くて優しい、柔らかい声。
yua
あ、あの
ksrg yu
ん?どうしたの?




気持ちを伝える機会は、今が一番だ。
yua
いつも、ゆうくんの歌に元気もらってます!大好きです




一瞬驚いたような顔をして、照れたように目を細めた。
ksrg yu
…そういってもらえると、歌っててよかったなって思うよ。ありがとう



その言い方が、あまりに優しくて。
ksrg yu
あ、ねえねえ、ゆさんの正体を知ってるなら、言っちゃうけど…君も、テルフォニって歌い手グループで活動してる、yuaちゃんだよね?



yuaは驚いた。





正体がバレたことへではなく、テルフォニを…自分を知ってくれていることに。
yua
えっ、なんで知って…


ksrg yu
この前、おすすめに流れてきて。yuaちゃんの歌声がまっすぐで、すごい素敵だなって思った
yua
…!


嬉しかった。





自分の活動は、憧れの人にまで届いていたのだ。
yua
ありがとうございます!これからも頑張ります!
ksrg yu
うん、楽しみにしてるね



ほわっと笑った。





ひだまりのような笑顔。
ksrg yu
あ、そろそろ行かなきゃ。ごめんね、また。これからも、配信見てる



最後に放たれた言葉は、yuaにとって最も嬉しい言葉だった。
yua
はい、ありがとうございます!




彼の姿が遠くなり、闇に消えるまで、見送っていた。





yuaにとって、これからも活動を頑張ろうと改めて思えた日だった。



切ります!





ごめんなさい、Renkaちゃんが出せませんでした





明日出します!

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