こっから小林sibe
今の外は集中豪雨で危険な状態だった。
それでも俺は外に出ていくピンクを止めようとは
しなかった。なぜなら理不尽的なもので俺だけが
一方的に言われた。しょうもないとは分かってる。
でも俺は止めなかったことを深く後悔している。
最初はすぐに帰ってくると思った。
前もこんなことがあったが1時間後くらいには
帰ってきていたのだ。
だが今回は何時間たっても帰っては来なかった。
プルルルルルッ、プルルルルルッ、プルルルルルッ
ピッ!
俺は病院に向かった。
その先に受け入れがたいものがあるとも知らずに…
俺が連れてこられたのは霊安室だった。
そして闇医者はくらい顔をしながらひとつのシーツを指差した。
そこには……
ピンクの三つ編み…それには見覚えがあった。
間違いなくピンクの髪だ。
闇医者によると遺体は酷く抉れていたりして到底見られたものではなかったようだ。
家を飛び出して道を歩いていたところ土砂が崩れ残酷にもピンクは岩や瓦礫などに押し潰された。
、、、、、即死だった。
気づくと俺は泣いていた。
俺は静かに歩みより、シーツをめくった。
その顔は間違いなくピンク…左側は想像していたよりもっと酷い状態だった。
俺は心底後悔し、ずっと泣き続けていた。
どれ程泣いただろうか、気づくと闇医者はおらず、
俺ともうとっくに冷めきったピンクしかいなかった。
勿論答えは返ってこない。そうして二度とピンクが帰ってこないことを確認させられた俺はシーツを被せ、その場を後にした。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。