「お疲れ様っしたー!」
3日目の練習が終わり、私は楽しみで仕方がなかった。
侑「あなた!今からもう行くんか??」
あなた「うん、支度出来たら行くよ」
治「ほんまに行くん??」
あなた「え、うん……??」
角名「……ちょっと待って…1つ確認。
あなた、今日泊まるの、ホテルだよね??」
あなた「え、ううん、クロと3人で研磨の家……」
侑&治&角名「っっ!NO〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
侑「っあなた!ダメや!やめ!ダメや!」
治「研磨って人ならまだしも……クロって奴はダメや!俺の感が言う、ダメや!!!」
角名「今からでもホテル予約しなよっ!」
あなた「えぇ……??」
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侑「っ……あなた!無事に戻って来るんやぞ!」
治「絶対気ぃ抜いたらアカンで!!」
角名「……気を付けてね」
……私、今から戦場行くの??
あなた「うん、わかったから……ありがとう3人とも、なんか駅まで送ってもらっちゃって…」
侑「っ!やっぱり俺も行く!!」
あなた「いややめて?」
何がそんなに心配なの……私ブラジルから1人でここまで来たんだよ?東京行くのなんて何の心配もいらない
新幹線の中、必死な3人が頭に浮かび、自然に笑顔が溢れる
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油断……していた……
東京に着いた私は、変な汗をかいていた
どこもかしこも、人、人、人……
めまいがする……
まずは歩かないと始まらない。止まっていた足を動かそうとした時、私の進行方向は誰かに塞がれた
男「ねっ!どっから来たの?名前は?めっちゃ可愛いね~君!」
あなた「え、あっ、………………」
これは……アレだ、ナンパだ。
しかも、しつこいやつだ。
私は男を振り切り、走り出そうとした瞬間、
男2「まあまあ、ちょっと話そうよ!さっきまで急いでなかったじゃん!」
1人じゃなかった。グルだこの人たち。
気づくと私の周りは4人の人に囲まれてた。
どうする……?体力には自信ある。無理やり振り切って逃げる??
いや、塞がれてる……やばいなこれ
男「あれ、黙り込んじゃった…可愛い~」
男「ほんとに可愛い~ハーフ??日本語わかる?」
そうだっ!日本語分からないふりすれば……!
男「やっば〜めっちゃスタイル良いっ…てか胸でけー(笑)」
男「とりあえずさ~なんか食べにいこーよ、あそこ車あるからさっ」
そう言って私に手が伸びてきた。
え、殴る?蹴る?叫ぶ?英語で??…どうしよう…怖い
パシッ!!……
私に伸びてきた手は誰かに振り払われ、顔を上げると、新たに男の人が2人いた。
??『そんなところで何してたの?探したよ。ほら、行くよ??』
え、……英語!?
男「何言ってんのか知らないけど…俺ら今この子と話してんの、邪魔しないでくれる?君は日本語分かるよね??」
あなた『探したよ!人が多いから迷っちゃって…ほら、もう行こう!』
このチャンスは逃さんばかりと、私も英語で話し、英語で話し助けてくれた男の人の所へ行く。
男「~っちょっと待て…」
??『誰か知らないけど、私の友人に手を出さないでくれるかな…??』
「警察……呼びますよ…??」
男「~!なんだよあいつ…!!」
男達は暴言を吐きながらどこかへ行ってしまった。
??『……大丈夫ですか??』
あなた「あ、私、日本語喋れますよ…!本当に、ありがとうございました。」
??「っそーですか、てっきり外国の方だと…」
???「おいすげーな!!英語話せたのか!?!?なぁんで教えてくれなかった〜!!!」
??「まぁ、一応…おしえる必要ないじゃないですか、あと、静かにしてください。
すいません、騒がしくて……」
あなた「あ、いえ、ありがとうございました!」
??「あの、迷ってるんでしたら目的地まで案内しますよ?」
あなた「え、いいんですか??」
???「いーよー!俺ら暇だし!な!あかーし!」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!