シリアス続きなので今回はめっちゃ甘々のほのぼのです。
もはや番外編です。
夢主様が久々にご登場されます。
美波side
それは宏ちゃんが家族になってから割と経った頃の出来事だった。
お菓子の袋を大事に抱え私達の部屋のドアを勢いよく開ける。
私も立派な子供である(?)
早くお菓子を食べたいのだ。
う"っ………笑顔が…ま…眩しい………!
私は袋の中に入ってたお菓子を高らかに読み上げる
宏ちゃんの瞳がキラキラしてる……かわいいねぇ…
すっ…と後ろに現れ声をかけてくるかける。
けらけらと笑うかける。
…………ダウト。あれは嘘だな。
そんなことを考えてるとたっくんがおんなじことを思ってたみたいで
私の考えを代弁するかのように言った
などと言い争っている。
「拓也くんも」
・
ということは私が思ってたこともバレているのだろう(笑)
なんて思いながら二人の喧嘩もどきを見てると
クイクイっと服の袖が引っ張られた。
ん?と思って少し下を見ると少し不服そうな宏ちゃんがいた。
軽く頭を撫でながら聞いてみると
と聞いてきた。
う"っ!!!!!!
上目遣い×涙目×袖引っ張る
は強すぎる!!!!!!
なんてことだ……!!うるうるしてらっしゃるだと!?
美波のライフはもうゼロよ!!!???
ここであげないっていう選択肢出るわけないよね!?!?(半ギレ)
どこでそんな必殺技覚えてきたの!?
ちょっ…待て待て待て待て待て待て。落ち着け美波。落ち着け?
荒ぶった心をどうにか沈めて……
と声をかけると『ぱあぁぁぁ!!』と言う効果音の付きそうな笑顔で
と返してくれた。
すうぅぅ……(息を吸う音)
天"使"か"よ"!!!!!!!!!!!!!(クソでかボイス)
そして誰か私の演技力を褒めてほしい。
あははっ!という笑い声が部屋に響く。
甘くてふわふわの優しい時間だった。
宏太朗side
ガチャッという音がしたので階段を降りるとあなたちゃんが居た。
僕は袋の中身に懐かしいものを見つけた。
黄色いパッケージ……あれは…
それで
パイン飴か…!
懐かしいなぁ。よく食べたなぁあれ
僕たちが通路で話してるのが聞こえたのか
キッチンから安元さんが顔を出す。
きっと彼も疲れているのだろう。とほっといてきたのだ。
ぱたぱたと安元さんの後ろをついていくあなたちゃん。
そんな彼女の後をついていく。
後に貰った飴からは懐かしい甘い味がした。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!