第27話

思い出の味
260
2021/08/30 18:17 更新



シリアス続きなので今回はめっちゃ甘々のほのぼのです。


もはや番外編です。


夢主様が久々にご登場されます。

















美波side




それは宏ちゃんが家族になってから割と経った頃の出来事だった。



幼少期の美波
みんなー!おやつもらってきたよー!!


お菓子の袋を大事に抱え私達の部屋のドアを勢いよく開ける。


私も立派な子供である(?)


早くお菓子を食べたいのだ。
幼少期の宏太朗
わ〜!!ありがとう美波ねぇ!!

う"っ………笑顔が…ま…眩しい………!






幼少期の拓也
今日はなんだった??
幼少期の美波
んーとねーお煎餅の盛り合わせでしょ?パイン飴でしょー?
幼少期の美波
あとは〜一口チョコ!


私は袋の中に入ってたお菓子を高らかに読み上げる


宏ちゃんの瞳がキラキラしてる……かわいいねぇ…


幼少期のかける
相変わらずお菓子が豪華だね?


すっ…と後ろに現れ声をかけてくるかける。

幼少期の美波
びっっくりした!
幼少期のかける
え?ごめんごめん。別に驚かしたわけじゃないよ


けらけらと笑うかける。


…………ダウト。あれは嘘だな。


幼少期の拓也
嘘つけ〜絶対狙ってたね!


そんなことを考えてるとたっくんがおんなじことを思ってたみたいで

私の考えを代弁するかのように言った



幼少期のかける
え〜?拓也くんも疑うの〜?
幼少期の拓也
うんうん!だって今の笑みは絶対怪しいもんね!


などと言い争っている。


「拓也くんも」
     ・

ということは私が思ってたこともバレているのだろう(笑)


なんて思いながら二人の喧嘩もどきを見てると

クイクイっと服の袖が引っ張られた。




ん?と思って少し下を見ると少し不服そうな宏ちゃんがいた。


幼少期の美波
宏ちゃん?どうかしたの…?


軽く頭を撫でながら聞いてみると


幼少期の宏太朗
お菓子…早く食べよう?美波ねぇ…


と聞いてきた。






う"っ!!!!!!

上目遣い×涙目×袖引っ張る

は強すぎる!!!!!!

なんてことだ……!!うるうるしてらっしゃるだと!?

美波のライフはもうゼロよ!!!???

ここであげないっていう選択肢出るわけないよね!?!?(半ギレ)

どこでそんな必殺技覚えてきたの!?

ちょっ…待て待て待て待て待て待て。落ち着け美波。落ち着け?








荒ぶった心をどうにか沈めて……

幼少期の美波
そうだね!ごめんごめん。お菓子食べよっか!


と声をかけると『ぱあぁぁぁ!!』と言う効果音の付きそうな笑顔で


幼少期の宏太朗
うん!!


と返してくれた。





すうぅぅ……(息を吸う音)






天"使"か"よ"!!!!!!!!!!!!!(クソでかボイス)




そして誰か私の演技力を褒めてほしい。


幼少期の美波
ほらー二人ともーくだらないことしてないで食べるよー?
幼少期の宏太朗
えぐにぃとかけるにぃの分食べちゃいますよー!
幼少期のかける
ほらー拓也くんがくだらないこと言うからー
江口拓也
えぇ!?俺のせい!!!???
幼少期のかける
うん
幼少期の拓也
ねえぇぇぇぇぇ!!!


あははっ!という笑い声が部屋に響く。


甘くてふわふわの優しい時間だった。




















宏太朗side





(なまえ)
あなた
戻りました
西山宏太朗
あ!おかえり!どっか行ってたの?


ガチャッという音がしたので階段を降りるとあなたちゃんが居た。


(なまえ)
あなた
あ、はい。買い出しに行ってました。
西山宏太朗
そっか!ありがとね
西山宏太朗
ん?


僕は袋の中身に懐かしいものを見つけた。

黄色いパッケージ……あれは…


(なまえ)
あなた
えと、これですか?
(なまえ)
あなた
安元さんに余ったお金で好きなお菓子を一つだけいいよと言われたので…
西山宏太朗
なるほど?


それで




パイン飴か…!




懐かしいなぁ。よく食べたなぁあれ







安元洋貴
おっ!おかえりあなたちゃん
(なまえ)
あなた
あ、戻りました
安元洋貴
ん、ありがと


僕たちが通路で話してるのが聞こえたのか

キッチンから安元さんが顔を出す。



安元洋貴
よし。江口の花江くんはいないけど、おやつにするか
(なまえ)
あなた
お二人はお仕事ですか?
安元洋貴
江口はそうだけど花江くんは上にいるかな?
西山宏太朗
あ、さっき部屋を覗いたら寝てましたよ


きっと彼も疲れているのだろう。とほっといてきたのだ。

安元洋貴
そっか、じゃあ3人で少しお茶としようか
(なまえ)
あなた
あ、手伝いますよ!


ぱたぱたと安元さんの後ろをついていくあなたちゃん。

そんな彼女の後をついていく。







後に貰った飴からは懐かしい甘い味がした。
























作者
作者
美波ちゃんが西山宏太朗限界ヲタク過ぎる(笑)

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