第2話

#1 醜いこの地球
51
2025/09/06 10:30 更新
srvv視点_
いつからだっただろう。
俺が生きているこの世界が、どんな星よりも醜いと気がついたのは。
こんな醜い地球に、俺の味方はいない。
これまでも。そして、これからも。
そう思っていた俺に、希望を与えてくれたのは……
??
____((ニコッ
お前が初めてだったよ…
srvv
……こーく
数年前___
俺が初めてあいつと出会ったのは、三日月が綺麗な日だった。
その日は、月に1度行われる闇市取引の日。
ここでは商売道具武器菓子ヤクなどの色々なモノが売られている。
最も、俺は決まった店にしか行かないし、必要最低限のものしか買わないがな。
smily
おぉ、びびくんじゃん
この白髪の男はスマイリー。
俺の数少ない友人であり、裏社会こっちの世界の情報屋をしている。
srvv
久しぶりだな
smily
相変わらず無愛想だねw
srvv
うっせ
smily
ごめん、ごめんw
smily
そういえば、びびくん聞いたよ
smily
また組織の勧誘断ったんだって?w
スマイリーの言う《組織》とは、マフィア組織のことだ。
基本的に、マフィアはそれぞれ組織を作っている。
ここら辺では、闇宵やよい組、翡翠ひすい組、亞紅あこう組の三大派閥に別れている。
srvv
まぁな
smily
しかも今回は、あの亞紅組だったんでしょ?
smily
勿体無い…
亞紅組はかなりの実力派組織であり、限られた人間にしか入ることが出来ない組だ。
そんな組織からの勧誘であれば、断る理由は無いと考える奴も少なくない。
だが、俺は誰ともつるむ気はない。
srvv
いいんだよ、別に
smily
…その選択のせいで、組織の人間から命を狙われても?
srvv
それなら、それで良い
srvv
……俺が✘‎んで悲しむ奴なんていないしな
smily
………
srvv
それより、今日はあいつ何処居んの?
smily
あぁ、あの人ならもう少し先に進んだとこに居るよ
smily
今日はいい品が入ったらしいし、売り切れる前に行ってきなよ
srvv
ん、そうするわ
srvv
じゃあ、またな
smily
ばいばい
俺はスマイリーと別れ、今度はあいつの元に向かう。
その道中に出会ったのが……
MOB
おらッ!さっさと動け!
??
ぃたッッ
月光に照らされ、朱色に輝く髪と何処か絶望したような眼をした1人の奴隷少年だった_____
srvv
『 俺は1人で充分だ。これまでも。そして、これからも…な 』
《 そらびび 》
 知る人ぞ知る日本“最恐”のマフィア。左頬に水色の雲のような刺青がある。

 基本的に無口で、特定の人としか絡まない。そのため、殆どの人間がそらびびと出会ったことがない。そのせいか、“幻のマフィア”と呼ばれている。誰よりも勘と閃きは鋭いが、それに頭脳は追いついていない。

 全てが謎に包まれており、なぜそこまで孤独を好むのかも不明。そらびびと唯一交流のあるスマイリーと????は、『過去に何かあったのでは?』と予想している。
smily
『 自分の人生なんだし、好きなようにすれば良いよ。でも…無理はしないでね 』
《 スマイリー 》
 そらびびの数少ない友人であり、裏社会マフィア界の情報屋。彼に聞けば、殆どの情報は手に入る。情報が重要機密であればあるほど大金が必要になってくるが、そらびびには他者よりも安く情報を提供している。

 マフィアにしては珍しい白髪イケメンということもあり、女マフィアから逆ナンを受けることも。本人は恋愛に全く興味が無い。

 数年前に、裏社会に迷い込んだ2人の少年を保護したらしい。その2人の少年の行方は定かではない。

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