――遠くから声が聞こえた。
おーい!!

……え?

この声……

まさか……
遠くの道を、二人の人影が走ってくる。

おーい!!みんな!!

ちょっと待ってくれー!!

ドズルさん!?

ぼんさんまで!?

……来たか

遅かったやん!

いやいや!こっちは普通に家にいたんだから!

空にあんな魔法陣が出てたら、そりゃ来るよ!

でも、危ないよ!

大丈夫
ドズルは学園を見上げる。

みんながいるなら、助けに来るのが当然でしょ

……まあ、そういうこと

ぼんさん、今ちょっとカッコつけました?

うるさい!

www!

……ふふ
その瞬間――
屋上の“先生”がドズルたちを見る。

……新しい魔力反応

!

……あいつ、俺たちを見てるぞ
ドズルは1歩前に出た。

みんな

うん

ここからは――
ドズルの手に魔力が集まる。

僕たちも一緒にやるよ

……了解

やっと動けるな

楽しみになってきたわ!

もう……みんな余裕ありすぎ!

まあまあ。こういう時こそ落ち着いていこうぜ

まずはあの結界を解除する

俺たちは中から

ドズルさんたちは外から

挟み撃ちやな!

よし!
4人と2人。
合計6人が、それぞれ魔力を構える。
そして――
屋上の“何者か”が、ゆっくりと笑った。

面白い……
屋上の“何者か”が、ゆっくりと手を上げた。

――始めようか
その瞬間。
ゴォォォォォン!!
黒い魔力が学園全体を包み込んだ。

きゃっ……!

全員、伏せて!
雷の声と同時に、地面から黒い魔力の柱がいくつも突き出す。

危ねぇ!

あなたちゃん、こっち!

ありがとう!

ええって!

……やっぱり、この魔法……

何かわかったのか?

あの黒い魔法陣は、ただの攻撃魔法じゃない
雷は空を見上げる。

学園そのものから魔力を吸い上げてる

学園から……?

このままだと、学園の結界が全部消える

つまり……

学園にいる全員が危険になる

……!
その言葉を聞いた瞬間、あなたの表情が変わった。

それなら……止めないと!

うん

やるか

もちろんやで
4人が魔力を構える。
その様子を見ていたドズルが叫ぶ。

みんな! 無理はしないで!

ドズルさんたちも気をつけて!

任せろ!
ぼんじゅうるは一歩前へ出る。

じゃあ、俺は外側の結界をなんとかする!

僕はこっちから攻撃を止める!
ドズルの手に炎の魔力が集まっていく。

炎魔法 インフェルノ
ゴォッ!!
巨大な炎が地面を走り、黒い魔力の柱をいくつも消し飛ばした。

すごい……!

相変わらず派手だな……

ドズルさん、ええ感じやん!

今のうちに!

了解!
ぼんじゅうるの足元から黒い影が広がっていく。

影魔法 拘束
バシュッ!
伸びた影が黒い魔力を捕らえる。

……!

よし!
しかし――

甘い
パァン!!
影が弾き飛ばされる。

なっ……!?

ぼんさん!

大丈夫!

その程度の魔法では、私には届かない

……なら
雷が前へ出る。

俺たちが届かせるだけだ!
遅くなってしまいすみません🙇♀️
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