第65話

46話
42
2026/08/17 15:00 更新
――魔法学園・校門前。

黒い魔法陣が空に浮かび、校舎全体を不気味な魔力が包んでいた。
(なまえ)
あなた
あれ、本当に先生じゃないの?
音乃瀬雷
音乃瀬雷
うん。魔力の質が違う
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
じゃあ、あいつはなんなんだよ
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
さぁ……?
おらふくんは笑顔のまま、空を見上げる。

けれど、その目はまったく笑っていなかった。
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
でも……なんか嫌な感じするなぁ
(なまえ)
あなた
……うん
音乃瀬雷
音乃瀬雷
みんな、落ち着いて
そう言った雷の声は、普段の学生らしい明るさとは違っていた。

あなたは一瞬、雷を見る。
(なまえ)
あなた
……雷
音乃瀬雷
音乃瀬雷
ん?
(なまえ)
あなた
今の話し方……
音乃瀬雷
音乃瀬雷
……あ
雷は少しだけ困ったように笑った。
音乃瀬雷
音乃瀬雷
……つい、ね
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
まあ、俺たちが本当に学生だと思ってる奴も多いしな
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
そうやなぁ
(なまえ)
あなた
……私たち、普通の学生じゃないもんね
4人の間に、一瞬だけ沈黙が流れる。

――そう。

この4人は魔法学園に通っている。

けれど、その正体は――

本当は大人。

学生として学園生活を送っているだけで、実際の年齢も経験も、この学園の生徒たちとはまるで違う。たちとはまるで違う。
音乃瀬雷
音乃瀬雷
……今はそれより、目の前の問題
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
そうだな
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
なら、あれどうするん?
音乃瀬雷
音乃瀬雷
まずは学園の生徒たちを安全な場所へ
(なまえ)
あなた
分かった!
その時――
先生?
先生?
……ほう
屋上に立っていた“先生”が口を開いた。
先生?
先生?
ずいぶんと冷静だな
音乃瀬雷
音乃瀬雷
.....
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
.....
先生?
先生?
普通の生徒なら、もっと慌てるものだが
(なまえ)
あなた
……まずい
音乃瀬雷
音乃瀬雷
気づかれたかも
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
何に?
音乃瀬雷
音乃瀬雷
俺たちが普通の学生じゃないってこと
先生?
先生?
――そういうことだ
黒い魔力が、一気に膨れ上がる。

ズズズズズ……

校門の周囲に黒い霧が広がっていく。
(なまえ)
あなた
っ……!
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
結界か!
音乃瀬雷
音乃瀬雷
違う。閉じ込めるための魔法だ!
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
なるほどなぁ
(なまえ)
あなた
なるほどなぁって……!
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
大丈夫やって
おらふくんはニコッと笑う。
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
俺ら、これくらいならなんとかできるやろ?
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
……まあな
音乃瀬雷
音乃瀬雷
じゃあ――
4人がそれぞれ魔力を集中させる。

しかし。
先生?
先生?
――動くな
バチィィィン!!

黒い魔力が地面を走った。
音乃瀬雷
音乃瀬雷
……!
雷たちの足元に魔法陣が展開される。
(なまえ)
あなた
なにこれ!?
音乃瀬雷
音乃瀬雷
……魔力封じ!
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
大野 匠(Men、M、爆弾魔)
くそっ……!
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
氷弓 雪利(おらふくん、O、雪だるま)
これはちょっと厄介やなぁ
音乃瀬雷
音乃瀬雷
全員、無理に魔法を使うな!
(なまえ)
あなた
でも!
音乃瀬雷
音乃瀬雷
今は待って!
その瞬間。

――遠くから声が聞こえた。

プリ小説オーディオドラマ