ついに明日、あいつの記憶がなくなる日となった。
そして俺の 任務も終わる日でもあった。
今回のターゲットはここの医師や看護師を殺すことだった。
俺はこいつに何も言えやしない。
言ったら__
言ったらこいつはきっと雪みたいに消えてしまう気がして。
そして次の日の夜。
俺は医師や看護師を殺した。
そこに現れたのは蘭だった。
あぁ……イライラする。
こんな変な終わり方をするならいっその事
嫌われた方がマシだ。
もういい、もういいんだ。早く俺を嫌ってくれ。
体も声も全てが震えていた。
涙目で俺をじっと見てくる蘭。
俺は蘭を病室に運んで最後の言葉をかけていた。
窓の外、朝日が差し込み、病室に暖かい光が包む
朝目覚めたらそこは病院だった。_______
過去編𝑒𝑛𝑑________𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕︎︎𓂃⟡.·











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!