第29話

儚い結晶.
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2025/06/21 14:04 更新







































俺はあいつが本当は弱いんじゃないかと思ってる。
昔の蘭.
…はぁ
なんか疲れちゃった 寝よっと


俺は患者の寝ているかのチェックに毎日定期的に全階フロアをまわらないといけなかった。



糸師冴.
……
昔の蘭.
       はぁ……辛いなぁ笑 私このまま死ぬのかな


昔の蘭.
   〜。、、…・・・ーーー・・・
  毎晩あいつの部屋を見に行くと、やたらとネガティブな発言ばかりをしていた。



たまに 泣いている時もあった……














でも朝には____
昔の蘭.
せんせ〜!おはよ
糸師冴.
……はよ。


いつも無傷みたいに俺と接してるあいつはきっと














「無理」してる。




















































俺にはあいつを助けてやれない   初日の診察の時にそうやってわかってしまった。
糸師冴.
糸師冴.
これは……
調べてみると、蘭の能力を使いすぎると記憶喪失に1年程度でなるとかいてあった。















俺の知っている蘭が知らない蘭に変わるのが少し怖い。


本人のほうがいったらびっくりするのかもしれねぇな……




































なら、言わない方があいつも__________





































『 幸せ』だよな?
 


あともう一つ、あいつには言えていないことがある。














俺は蘭のことが好きだと言うことだった。














けど、もうそれも言わねぇ。 あいつには最後まで幸せでいて欲しいからな…
糸師冴.
  ふっ……(苦笑)





昔の蘭.
せんせ!
昔の蘭.
冴ちゃん!
 











昔の蘭.


あの柔らかい指と優しい顔をみていると、


ゆきみたいに儚くみえる

















そう、いつか消えてしまう 雪の結晶みたいな_______




𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕︎︎𓂃⟡.·

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