わたしはユンギが好き
でもこの恋は、絶対に叶わない。
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掃除中、いきなり言われた
まじか
まさかの好きな人からの恋愛相談
しかも相手はサラン
あー、なんて私は馬鹿なんだろう。
好きな人からの恋愛相談なんて苦しいだけじゃん
そう言って、手で顔を隠すユンギ
色白の肌が真っ赤に染まっている
やめて、そんな顔しないで
そんな話、本当は聞きたくないよ…
そうだよね、みんなから見れば、サランはなんでもできる美少女だもんね…
でも、こんな苦しい状況なのに、ユンギに頼ってもらえて、喜んでいる自分がいる
はぁ…私はどこまで馬鹿なんだろうか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。