第43話

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2025/12/27 01:25 更新
サンタさんが子供たちに夢を与える日の前夜、クリスマスイブ。
窓の外では、粉雪がヒラヒラと舞っていた。
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
雪だーッ!
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
積もるかなぁ

さっきから2人とも窓の外に釘付けだ。
降谷零
積もるかもしれないな
あなた
…そうだねぇ


たぶん、あと3日間は雪が降り続けない限り、この粒の大きさなら積もらない。
水を差したくないので、そんなことは言わない。

なんせ、今日はクリスマスイブ。

特別な日にしたい。
あなた
そろそろご飯にしようか。
今日は食後にケーキがあるからね
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
やったぁ!
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
ケーキ!

ケーキ、という単語を聞いて、目を輝かせる。

2人の頭の中を埋めつくしているのは、雪からケーキに変わった。
降谷零
手伝うよ
あなた
うん、ありがとう
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
あなたの子どもの名前(女の子)も手伝う!
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
僕も!
あなた
じゃあ、あなたの子どもの名前(女の子)はお皿を運んでくれる?あなたの子どもの名前(男の子)は、お箸を並べてね
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
分かった
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
はーい

食卓にご飯が並ぶ。
食後にケーキがあるからか、子供たちの食べるスピードがいつもより早い気がする。
ご飯を食べ終えて、ケーキの箱を冷蔵庫から取り出す。
ホールケーキは1人分の大きさが大きすぎるので、ショートケーキを人数分買った。
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
美味しそう…!
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
早く食べよう!
あなた
ちょっと待ってて


お皿に乗せて、フォークを渡す。
口いっぱいにケーキを頬張る姿は可愛らしい。
あなた
ケーキ食べて、歯磨きしたら今日はもう寝ようね
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
えぇ、なんで?
あなた
寝ている間に、サンタさんが来るからだよ
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
起きてちゃダメなの?
降谷零
起きてる子のところは後回しにするんだよ
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
どうして?
降谷零
サンタさんは、姿を見られちゃいけないんだ
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
幼稚園には、来てるのに?
あなた
幼稚園のサンタさんはね、サンタさんの分身なの
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
ぶんしん……?
あなた
うん、そう。
とりあえず、早く寝ないとね


何とか言いくるめて、早めに寝かせることに成功した。

子供たちが寝静まって、こっそりプレゼントを枕元に置く。
あとは、夜明けを待つだけだ。
あなた
明日の子供たちの反応が楽しみだね
降谷零
そうだな




そして、次の日。
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
うわぁっ、プレゼントだぁ!
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
あなたの子どもの名前(女の子)のとこにも置いてある!
あなた
サンタさんが置いておいてくれたんだよ、きっと
降谷零
良かったな
あなた
開けてみて
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
変身ベルト!
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
シール帳と、シールだ!


あなたの子どもの名前(男の子)は、袋に入っているベルトをさっそく腰に巻き付けて、変身ポーズを取った。
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
変身!
怪人め、やっつけてやる!


そう言って、あなたの子どもの名前(女の子)に向かって小さなキックを繰り出した。
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
ねぇ、やぁめぇてぇ!
シールぐちゃぐちゃになった!
サイテー!
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
パーンチ!


あなたの子どもの名前(女の子)が声を荒らげるも、気にする素振りもなく攻撃を続ける。
あなた
(あーあー…カオスだよ、カオス…)


零くんと目を合わせて苦笑する。
あなた
あなたの子どもの名前(女の子)、こっちで一緒にシール帳にシール貼ろっか
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
…うん
あなたの子どもの名前(女の子)を膝の上に座らせて、シールを開封していく。


降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
なんか、やっぱりサンタさんっておじいちゃんなんだね
あなた
え…?
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
思ったよりも…なんか、可愛くない
あなた
え、そ、そうかなぁ…?
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
一昔前に流行ったシールみたいな感じ。
今流行ってるシールが良かった
あなた
そ、そっかぁ
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
うん…でも、おじいちゃんにそこまで求めるのは酷かな?
あなた
そ、そうだねぇ…


『センスがおじいちゃん』

たった今、そんな肩書きを貰った。


降谷零
あなたの子どもの名前(男の子)、怪人はこっちだぞ
降谷あなたの子どもの名前(男の子)
出たな、らすぼす!
おとなしくこうさんしろ!


あっちはあっちで大変そうだな。


あなた
…それ、友達と交換するの、嫌?
降谷 あなたの子どもの名前(女の子)
ううん、嫌じゃない。
サンタさんがくれたものだから
あなた
そっか


センスがおじいちゃんなサンタさんは、その言葉で救われたよ、ありがとう。
そういう意味を込めて、頭を撫でる。
あなた
あなたの子どもの名前(女の子)は優しいね


年に一度のクリスマス。

子供たちに素敵な夢を与えることが出来たと思うのは、きっと自惚れなんかじゃないだろう。
サンタは、現実には存在しない。

だからこそ、たくさんの夢を運ぶことができる。

来年もそんなサンタになりたいな、と思いながら、あなたの子どもの名前(男の子)の零くん討伐劇を眺めていた。




大遅刻クリスマスですね。
ほんと、すみません。
本当は、2日前にこれを投稿する予定だったんですけど、
すっかり忘れていました。
お詫びを書き足しております。

お正月…は、忘れないようにしたい…

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