やれやれ、と言った風にあなたの下の名前は両手をひらひらさせて、ため息をつく。
ヴェルレエヌの声がきっぱりと断言する。
それに、あなたの下の名前は表情を落として次の言葉を待つように黙する。
あなたの下の名前は値踏みする様にヴェルレエヌを見つめた後、
爆弾を落として帰っていった。
中也がにやりと笑む。
ヴェルレエヌも、それに釣られて微笑んだ。
えーテステス、ただいまこちら上空により中原あなたの下の名前。
絶賛轟家捜索中🫡
体が勝手にくるりとひねり、丁度真下の古風な家を指差す。
じゃ、着地地点決めて……
_____ドゴォッ!!!!
辺りに衝突音が響き渡り、昼の軽快な空気に織り混ざって消える。
辺りは土煙が蔓延り、中心人物はけほけほと咳をした。
そう、目を剥くほどにデカいのだこの建物。
上から見た時は大した事なかったのに…。
ずるいぜ奥さぁん……。
私がそこに目を向ける、と。
そう_____
轟家は、一部を除き完全なる天然家族であるため、燈矢(荼毘)にも突っ込まないという悪循環が出来上がりつつあった。
▶︎天然の巣窟()とヴィランの自称マイブーム( にヤラれ、すでに顔面蒼白青息吐息のあなたの下の名前だが、エンデヴァーの話を聞くことにするヨウだ!
ギャルピが微妙に呂律が回ってない気がするが、まあ今それは置いておくとして。
《《自分の仏壇を破壊して》》……??
自分家に自分の仏壇とかあんのかよ、どういう状況だよ。
もうこの天然等に胃をやられそうだわ……ピぬ。
後ろからぬぅっと出て来るお兄ちゃん。
心臓がまろび出るからやめとくれ、がちで。
てか顔がニッコニコしてるんだが……
きょうも わたしのおしが とうといです 。
きょうのために わたしは いきてきました 。
これからも おしのために いっしょうをささげます 。
おにいちゃんとうとい٩( ᐛ )و
いちねん ◯くみ なかはら あなたの下の名前
何でピリッたなって思った瞬間良い方向に持ってくのォ???
お前ら空気ぶち壊すのを生業としてる人たちなの??(お前もな()
お兄ちゃんに連れられ、家に帰った。
……が、なんでここにいるって分かったんだ?
轟side
ふと気になった。
中原の耳裏に、黒く小さいなにかが付いている。
でもまあピアスとかの類だろうと、放っておいた。
俺はそっちの類に詳しくないからな。
そういう最先端の…、とか、そんなだろ。
そう思っていた。
だが……、
中原が中原の肩に乗っかった時、さりげなく耳裏に触れて点検?をしてたのは引っかかる。
あれを中原はわかっているのだろうか?
あなたの下の名前side
〝中原あなたの下の名前の銅像に続き、武装探偵社の太宰治の銅像も!〟
んふ、とあなたの下の名前は笑った。
中也は、ソファに顔をうずめた。
こんにちは!!
最近リア友以外からもいっぱいコメント来て嬉しい主です!((
ところでなんですが、たぶんこれもうすぐ完結するんですね(
なんで、次からは多分数年後……みたいな感じで始まると思います!
よろしくお願いしゃーっす!!
あと、捏造具合に拍車がかかると思います……
今のうちに謝っておきますね(
ごめんなさい(._.
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。