第2話

一件目
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2025/01/19 07:00 更新
ジリリリリリリリ
鳴り響く目覚まし時計の音で目を覚まし、枕元の端末に目をやった
あなた
ごじにじゅーさんぷん……
回らない頭と呂律で、かろうじて口に出せた液晶の文字
アラームつけっぱで三分も寝れたのか私は
あなた
そんなこたぁどうでもいいんだ……
べちん!と頬を叩き、頭を回転させる。早起きはこうだからいけない
ベットの近くに足を下ろし、眠気まなこをこすりながら洗面所に。顔を洗いおわったら、そのままの足でキッチンに向かう
トースターに食パンを一切れぶち込み、フライパンでベーコンと目玉焼きを焼く
あなた
朝はぱん♪ぱんぱぱん♪
著作権?それは気にしないお約束だ。トースターからパンが飛び出る音がしたら、お皿に目玉焼きとベーコンを乗せて完成だ
うまそうだろう?やらねー
あなた
はぁ〜〜〜。こんのすけから教えてもらったパンうまぁ……
心の底から幸せだ。もう一日これで終わって良いよ
幸せも束の間。そうこうしているうちにもう時刻は五時三十五分を回っている
急いで朝食を済ませ、スーツに着替える。パンプスを履いて家から飛び出した
あなた
遅刻は勘弁‼︎‼︎‼︎‼︎
滑り込む駅、小走りで通過する改札。何もかもがいつも通りだ
あなた
っっっっっーーーーーーぶなぁぁ‼︎‼︎‼︎
到着した電車に乗り、ほぼ人のいない電車で一人呟く
政府勤め、特に私達本丸相談窓口の朝はいつもこんな感じだ。いつ、どんな本丸から電話がかかってくるのかが分からない。対応ができなければ、どこかの本丸が無くなるかもしれない。常に緊張感を持って動かなければならないのだ
電車に揺られ、入っていた連絡を見てみる。同期の刀剣男士からの連絡がほとんどだった
あなた
………飯テロやないか
同期の一振りからの朝ご飯の写真に、思わず口から文句がこぼれる
手が込んでいる。フレンチトーストとか久方ぶりに見たわ
電車から降りて、職場に向かう
肩からかけるパスで職場に繋がっている転送ゲートに足をふみ入れる。今日も仕事やんなきゃいけねーのか
いつまでも沈んだ気分ではいけない。朝と同じように両手で頬を叩くと、大袈裟なぐらいの笑顔を作って口を開く
あなた
今日の業務も頑張りますかぁ〜‼︎
さぁ、本丸相談窓口相談員の業務開始だ
作者
どうも。作者です
作者
補足ですが、あなたさんは現世に住んでて、アパートに住んでいて、そこから出勤して転送ゲートで職場にという感じです
作者
刀剣男士が出せませんでした。申し訳ございません
刀剣男士は次回出ます
作者
以上です。
また次回

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