一方その頃…
『白夜』から近めの海にて…
颯斗side
『白夜』から楓さんをおんぶして10分。
音声ガイドのナビを頼りに進んでみると
そこには広い海やら波の音やらが聞こえた。
辺りを見渡すと座れそうな丸太があり
ゆっくり体制を変えて膝枕をしていると
設定してるナビを解除し、自分の着ていた
パーカーを脱いでそれを布団がわりにかけた。
その後でぼーーっと海をひたすら眺めて1時間後…
楓さんが起きるなり当然ながら慌てた様子だったので
即座に声をかけて色々と事情を説明した。
そして説明する事10分…
おそらく罪悪感からの謝罪なのだろう…。
突然謝罪をされたが、全然大丈夫であることと
その理由を伝えて目の下の隈について聞いてみる。
30分の睡眠で隈が取れるとは思ってないが
どうしてそんなに酷いか気になるため…
心配するような形でど直球にね。
……まぁあまり踏み込みすぎるのも
良くないとは思うが、今回ばかりは
どうしても気になっているから…。
なんかすごい違和感があるな〜😥
とてつもなくモヤモヤするような…そんな感覚…。
タッタッ……
……まぁ確かに数回ほど助けた自覚はあるし、
本来ならここは大したことしてないとか言って
交換はせず、見送るのが1番だと思うけど…。
どうやら今の俺はなにかと楓さんについて
放っておけない部分があるらしい…。
そして楓さんの要望に答え、連絡先を交換した。
その後楓さんはすぐにその場をあとにしたが、
俺の方は雪くんからメッセージが来て…
雪くんらしいなと思いつつ、『いいよ!』と送って
その場を後にして家に向かうのだった!
(次回へ続く…!)

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!