赤side
そうしてあっという間に次の日がやってきて、俺はジェルくんの「2年全員にはちゃんと集合かけとくわ」という言葉を信じ、るぅとくんにだけ放課後の集合を伝え、一日を過ごした
ジェルくんって意外に抜けてるところがあるから、ワンちゃん忘れている可能性がある
やっぱりその後に電話したなーくんにも伝えとくべきだったかな…、なんて思いながら授業中にもかかわらずペンを回しながら外を眺めた
もちろん、先生からはチョークが飛んできた
その後にるぅとくんから「何ボーッとしてるんですか」と言わんばかりの眼差しでこちらを睨まれてしまった
るぅとくんを敵に回したら何があるかわからない、次からは気をつけよう
:放課後.屋上
予定通り、るぅとくんを連れて屋上に来たはいいものの、昼の予想が的中したのか誰もいなかった
もしそうだったら結構やばいんだけど…
ガチャッ
ジェルくんを信じきれなかった罪悪感か、俺とるぅとくんは少し俯く
それをころちゃんは不思議そうな目で見ていた
ガチャッ
橙side
先生に頼まれた手伝いを終え、屋上に向かっていると、空き教室で女子に責め立てられているさとみを見つけた
影に隠れ会話を聞くと、どうやらさとみが女子の告白を振り、それに激怒した女子が「どうしてよ!!」的な感じでさとみに言い寄っていたらしい
これは助けなあかんと思い、さとみと女子の間に割って入り、なんとか騒動は収まったものの
相変わらずさとみは女子に興味がなさそうだった
そんなさとみに呆れながら、俺たちは屋上へと続く階段を登った
ガチャッ
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二次元小説作家内で有名になりたーい
どれくらいのフォロワーがいれば有名人なんですかね?



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!