第15話

まじわる唇
4,754
2023/04/22 10:00 更新




sm side





チャニヒョンと別れ家に帰ると
誰もいないはずのリビングに誰かいた




sm
リノヒョン…


僕の声に驚いたように振り向いた
lk
スンミナ…



名前を呼ばれただけなのに胸がキュッと苦しくなり
気付いたら自分の部屋に向かっていた
lk
おいっ!逃げるなっ!
リノヒョンの声に体がビクッと震え、足を止める



"ちゃんと逃げずに向き合うんだよ?"



チャニヒョンに言われた言葉が聞こえた


……そうだ、もう逃げちゃダメだ

怖い、けどこのままではいられない



心を決めてゆっくり振り返る




lk
大きな声を出して悪かった


優しい声を聞いて泣きそうになりながら
リビングまで戻った
sm
……ごめん、ヒョンのこと避けて
lk
あぁ、正直腹立ったし……もう限界だっ
そう言いながら迫ってくるヒョンに壁に追い詰められ
バンッと両手で僕の顔を挟んだ
sm
リノ…ヒョン?
lk
好きだ……
そう聞こえたと同時に綺麗な顔が迫ってきた
思わずリノヒョンの腕を抜け出した
sm
っちょっ待って///
lk
なんで逃げるの?
sm
だって、何してるの!?
lk
…キスだけど、もしかして初めて?
sm
当たり前でしょ!!いや、そうじゃなくて
lk
もう待てない
後ずさりする僕をソファーに押し倒し、
その上にまたがり見下ろしてくる
sm
なんでこんな…ちゃんと説明して!
lk
はぁ〜どこまで焦らすんだよ……
sm
焦らしてなんか
lk
スンミナ、俺はお前が好きだ…ずっと前から
sm
っでもそんな
lk
もう黙れ
sm
んっ!!
柔らかい唇の感触とともに身体に電気が走る


ヒョンは意地悪な顔で微笑みまた見下ろしてきた
lk
舌入れてもいい?
sm
えっ!?いや…
lk
ふ〜ん、いいってことかㅎㅎㅎ
sm
んん゛っ!?///
またキスをされ頭はパニック状態なのに
リノヒョンが舌をねじ込んでくる

抵抗してもどんどん僕の舌に絡みついてきて
頭の中にいやらしい音が響く


クチュ…チュッ、クチュッ♡
lk
チュッ…ンッ……♡
sm
チュッ…チュッ…ん゛っ♡
だんだん苦しくなってきてリノヒョンの
服をギュッと握りしめた

その瞬間、舌をフニャッと甘く噛まれた
sm
んん゛ー///
思わずヒョンの身体を強く押した
lk
っはぁ…ごめん、痛かった?
sm
はぁ…痛くないけど、苦しぃ…はぁ…
lk
ハハッちゃんと息しろよ
sm
そうか…キスって難しい///
lk
じゃあ練習するぞㅋㅋ
sm
やっ///ちょっと待って!身体が熱くて//////
lk
なんでそんなに可愛いんだよ
襲われたいの?ㅎㅎ
sm
そんなんじゃないよ!
いきなり過ぎて頭が追いつかなくて///
lk
簡単だよ、おまえは俺のものだ
sm
////……じゃあ付き合うってこと?
lk
そう、イヤなの?
sm
イヤじゃない!すごく嬉しい///
lk
はぁー、その素直なところが…
誘ってくるなよ
sm
誘ってないって!なんかキャラ違くない?
lk
そうか?逃げるなら今だぞ
sm
じゃー逃げる!ㅋㅋㅋ


そう言ってリノを押しのけキッチンに逃げた


ヒョンとキスしちゃた…しかもなんかエロいし///
夢でも見てるようだけど体が熱さが現実だと言っている


とにかく身体を冷やそうと冷蔵庫から缶ビールを取りだし、リビングに戻った
sm
ヒョンも飲む?
lk
んー
ビールをあけゴクゴク飲む姿がいつになく艶っぽい

やっぱりかっこいい…けどエロく見える( º﹃º)



sm
そういえばヒョンはなんで
向こうの宿舎行かなかったの?
lk
酒控えてるから
sm
( °-°)???飲んでるじゃん
lk
控える理由が無くなったからな
もうおまえに何しても良くなったし
sm
何しても良いわけないでしょ
lk
そうなの?
sm
……もうちょっとゆっくりというか
lk
…分かった、ならあまり煽るなよ?
sm
煽ったことなんかないでしょ
lk
はぁ〜無自覚は一番タチが悪い‎(  -ࡇ-)
sm
これ飲んだら向こう行く?
lk
んー…あっチャニヒョンから✉️きてた
今夜は誰も帰ってこないって(≖ᴗ≖​ )
sm
そうなんだ…じゃあ2人でいよっか///
lk
何それㅋㅋそれで煽ってないとか嘘だろ
sm
なんか2人でいたいって思っちゃったの!///
ビール持ってくる!!




そのあとは2人で色々話しながら飲んだ


いつから僕のことを好きなのか

今まで付き合った人はいたのか

キスはしたことあるのか



あまりにも質問攻めするから照れたり怒ったりしてたけど、どんなリノヒョンでもそばにいられるだけで幸せだった



そして最近の寝不足のせいか、急に睡魔に襲われ
リノヒョン向かって倒れ込んでしまった
lk
はぁ〜、おまえは鬼なのか?試されてる?


そんなことを言われたなんて知らずに

リノヒョンのたくましい太ももを枕に

僕は気持ちよく夢の中へ落ちていった











lk side





陽射しが眩しくて目を覚ました


結局、リビングで2人して寝てしまった



下を見ると、俺の腰に腕を回しスヤスヤ眠る犬がいる
lk
襲うぞㅎㅎㅎ




in
ただいまー
朝っぱらから爽やかにアイエンが帰ってきた
in
あっリノヒョンもう起きてるんだ
おはよう………えっ!?
スンミンの姿が目に入り驚いたようだ
lk
んー、ヨンボギは?
in
あっまだジニヒョンの部屋だと思う
1人で帰ってきたんだ……
lk
なんだよ…
in
この状況は上手くいったってことでいいの?
lk
あぁ、だからもう手出すなよ?
in
出さないよっ最初から出てないでしょ!ㅋ
良かったね、リノヒョン(˶ᵔᵕᵔ˶ )
lk
んー///
in
え?可愛い…ヒョン!2人の写真撮っていい?
lk
ダメだ( -_-)
in
え〜みんなに見せたかったのに
sm
んー、もう朝?
lk
いや、まだ寝てていいよ
sm
…は〜いzzzz
lk
……イエナ?
in
なに?
lk
邪魔するなよ?
in
はいっ///



再び眠りに落ちたスンミンを抱き
自分の部屋へ連れていった




ベッドに寝かせ後ろから抱きしめた
ふわふわな犬の温もりを感じながら一緒に眠った










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