ジュンside
ナユンの 叫び声を 聞いた時 嫌な 予感が した。
部屋に 行ったら その 予感は 当たっていた。
あなたが 倒れているのを 見たとき 目眩が した。
あなたが 死んじゃったら…?
植物人間の まま 一生 戻って 来なかったら…?
僕達は 今 病院に いる。
あなたは 集中治療室で 治療を している。
でも……
は? なに ひょん達は こいつの こと 信じるの?
あなたが そんなこと する訳ないじゃん…!!
こんな 嘘つきを 信じるなんて… バカなの?
イライラが 抑えきれなくなりそうだった 僕は
気持ちを 落ち着かせるため 外 に出る ことに した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!