第110話

120.仲間
38
2026/01/03 01:00 更新
皆が集まり私は息を吸う
木暮
ドアちゃんと閉めたか?
三井
おう
彩子ちゃん
茜ちゃん?どうしたの??
私ね...
...
やっぱり決心がつかないかも
と目を逸らすとでも自分が決めたことだ
そう思い右腕の袖を捲り上げる
一同「!!」
昔のバスケ部の事件で
腕酷い火傷しちゃって...
やっと皆に言える気がしたからさ
流川
先輩...
あぁ...皆言うんだ
悪夢にでてきた気持ち悪いという言葉
バスケの試合中にも言われた言葉
「なにあの火傷」
「きっしょ」
「なにあれ〜笑」
「女としてなにそれ...気色悪い」
「吐き気がする」
頭にそんな言葉がよぎる
腕を掴み私は震え出す
流川
俺らのことなんだと思ってるんですか…そんな顔色悪くして
え?
木暮
どんな茜でも俺らの中の茜は変わらないしさ
リョータ
そうですよ、彩ちゃんも気にしてないって言ってるし
彩子ちゃん
さっきのは私の失礼なこと言ったから
赤木
どんな過去があろうが俺らは味方だ
花道
姉貴...良かったなぁ...(泣)
流川
何泣いてんだこいつ
三井
すぐ言わなかったのは気に食わな
みっちゃんの頭にハリセンとゲンコツが落ちる
(私が馬鹿だった...)
(皆は...私が思っていた以上に優しくて...強かった...)
皆なら他の過去のことが言えるかも
と思った
リョータ
茜さん...まだあるんですか?
へ?
リョータ
その目...まだ何か隠してますよね
私はリョータの目を見てそのまま俯く
皆なら...否定しないでくれる
クソ野郎共とは違う皆優しいんだ
...実は
私は昔の事を言い始める
言ってる時はどんな顔をしていたのか分からない
中学時代の事,合宿所の火事の事件,
いじめの事,無理矢理された事
全部全部話した
私は話し終わった途端私は息を吸うのを忘れた
あ、ごめ...こんな話
忘れ
ギュッ...
私は皆に抱きつかれた
私は困惑していると彩子ちゃんと花道に力が強める
いで...
彩子ちゃん
大丈夫...どんな茜ちゃんでも
彩子ちゃん
私達は仲間よ
花道
そうだぞ姉貴...俺はいつまでも姉貴の弟だ
み、んな...
三井
俺らは...ありのままのお前も
リョータ
嘘で固められた茜さんも
流川
どんな先輩も
木暮
ずっとずっと..一緒に.困難を超えた
赤木
仲間だ
仲間...とそんな言葉が私の頭でエコーがかかる
沙耶
私達はずーっと!仲間だよ
沙耶先輩の声も蘇る
...
三井
どうした?茜
うっ...うぅ(泣)
皆ぁ!!
大好きぃ!!!!
彩子ちゃん
きゃっ!?
彩子ちゃん
...ふふっ
私は皆に抱きつく
この子達を信じて...良かったと
私は何度も思った

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