片付けを手伝ってくれたヒスンさんからとある提案を受けた。
そうなんだ…知らなかった。
それから片付けを終わらせた私たちはお互いの家でお風呂に入ってまた集まった。
ヒスンさんの作るラーメンを見ていると視線を感じたから顔を上げるとしっかりと目が合う。
…手伝えってこと?
気にならないわけじゃない。でも今日の周りの反応を見る限り触れていい話題とは思えないから。それに…
それが信頼関係にも繋がるし、お隣さんとして仲良くする気なんてなかったのに…今じゃ仕事のパートナーにまで大昇格してしまったし。
それからヒスンさんはゆっくり話し始めた。
今の現状とアリンさんとの話も。
その話が出されたのはちょうどラーメンが食べ終わった頃だった。
……遊んでたってことですか、芸能人である貴方がそんなところに出入りしてたら記者のいい餌食になるはず。
でも今までそんな記事が出てないということは…
幻滅したってより…私はヒスンさんがとても心配になった。
そして、ヒスンさんが静かに語り始めた。
アリンさんとの過去の話を。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。